
虫よけシールはどこに貼る?少ない枚数で効果を出すには?
夏、子供の虫刺されを防ぐために、洋服にペタッと貼れる虫よけシール。
ディートを含んでおらず、貼るだけ簡単、いい香りで便利ですね。
ですがこれ、バッチリ効果を出すためには、何枚くらいをどこに貼るのがベストなのでしょうか。
子供の虫よけシールについて書きました。
虫よけシールはどこに貼る!?
夏と言えば、苦心するのが虫刺され。特に子供の。
昔は虫よけスプレーを使っていましたが、最近では虫よけ成分を含んだリングや、虫よけシールや、ディート(昆虫に対する忌避剤)を含まない優しい虫よけなんかもありますよね。
我が家では虫よけシールを使っています。
だって、リングは失くしちゃうし、スプレーは塗るのが面倒だし。
ペタペタッと貼れちゃうシールが一番便利なんです。
こちらは北海道ですので、自然が多い分、虫も多いです。
せっかくの夏、半袖を着せて思い切り遊ばせてやりたいですが、ちょっとした公園でも蚊やブユがわんさか…
そんな時に「虫よけシール」はなくてはならないものです!
どこに貼るのがベスト?
便利な虫よけシールですが、気になるのが「どこに貼るのか」ということ。
もちろん、パッケージの裏におおまかな貼り場所は示されています。
でも、ですよ。
半袖半ズボンだから手足の方に重点的に貼ったら、首の後ろや頬っぺたを刺された…
下を長ズボンにして、腕や首、顔周りに貼ったら足首をやられた…
なーんて。
抜け目なくシールのない辺りを狙われるんですよね…
じゃあいっぱい貼りまくればいいかというと、コレ、シール24枚で300~400円くらいするんです。
子供は6枚くらいが目安とされていますが、兄弟がいたりすると一日で12枚、18枚と使いますよね。
というわけで、結構コストもかかるんです。
なので、できるだけ少ない枚数で最大の効果を出したい。
そのためには、どこに貼るのが一番いいのか?ということですね。
次章でそれをご紹介していきたいと思います。
虫よけシールの効果的な貼り方は
同じような場所にいても、蚊に刺されやすい人と刺されにくい人がいたりしますよね。
- 血液型によって刺されやすさがある
- 足が臭い人は蚊が寄ってくる
- アルコールを飲んだ人は刺されやすい
- 汗かきは刺されやすい
- 子供の方が刺されやすい
なんてことを訊いたこともありますが…これについては根拠はありません!!
実は、蚊に刺されやすい人というのは、足の裏にいる「常在菌」の種類が多いのだそうです。この常在菌の出す臭いが、蚊(ヤブカ=ヒトスジシマカ)を惹きつけるのだとか。
つまり、足の裏の常在菌の臭いで蚊の刺されやすさが決まるということなんですね。
ただしこれは、足が臭いのとは違いますのでご注意を。
人間には感知できない、足の裏の常在菌が出す臭いを蚊が感知してよってくるということです。
蚊と足の裏の常在菌と関係は、当時高校生だった田上大喜くんの、世界的に注目されたレポート(こちら)に詳しく載っています。
効果的な虫よけシールの張り方は…?
と、いうことで。
- 足の裏を石鹸でよく洗う
- アルコールで除菌する
- 靴下を新しいものにする
外に出る前にこれをするだけで常在菌の臭いがなくなり、蚊が寄って来なくなるそうです。
更にその上で、常在菌の臭いが立ち昇るのをシャットアウトするように、両足のくるぶしあたりに虫よけシールを貼るのがおすすめです!!
虫よけシールの枚数は
我が家でも去年までは服のいたるところにベタベタと虫よけシールを貼っていましたが、今年は上記の通り、ほぼ足首に2枚貼るだけで過ごしています。
それだけで、去年よりも確実に刺される数が減ったと実感しています。
何といっても、今年は虫よけスプレー(精油のもの)をまだほとんど使っていません。
ただし、北海道ではブユやマダニなどもいるため、本格的に芝生や山で遊ぶときは、長袖長ズボン、上の方にもシールを貼っています。
(足の裏の常在菌の臭いに反応するのはヤブカであって、他の虫はまた別です)
虫よけシールは、精油の臭いで虫を遠ざけるという効果がメインなので、確かにたくさん貼ればそれだけ効果は上がるでしょう。
ですが、蚊に刺されるのを防ぐという点では、足の裏をよく洗って、両足首に一枚ずつ貼るのでも、少ない枚数で効果はあると思います。
まとめ
虫よけシールの効果的な貼り方は
足の裏をよく洗い、アルコールなどで除菌し、清潔な靴下を履いた上で足首付近に一枚ずつ貼る
というのをお勧めします。
この方法は、その人の体調や使用環境によってもこの効果は変わってきますが、ぜひ一つの方法として参考にしてみてください。