
子供の頭が臭う 大人用シャンプーはいつから?リンスは必要?
子供の洗髪、いつから普通のシャンプーを使うか?悩みますよね。
そりゃ、ベビー用を使っていた方がお肌にはよさげだけれど、子供ながら頭がちょっと臭ったりして…
子供のシャンプーは、大人用でしっかり洗った方がいい?いつから使うもの?リンスはするべき?
などなど、気になる疑問についてお答えします!
子供のシャンプー 大人用を使うべきか…
子供が小さい頃(赤ちゃんの頃)は、頭を洗うのも体を洗うのも同じ、ベビーソープを使いますよね。
でも大きくなるにつれ、「ベビー用っていつまで使うのかな?」っていう疑問が出てくると思います。
と、いうのも。
大人と同じようなものを食べ、動き回って遊ぶようになると、ウンチも一人前に臭くなるし、汗臭くもなってくるんですよね…朝起きた時の息もいっちょ前に臭いし(^^;)
それまではベビー用のソープで体も頭も洗ってたわけですが、汗をいっぱいかいたりすると、ベビーソープでは落としきれていないような気が。
お風呂を上がっても、何となく汗臭かったり…します(^^;)
これでちゃんと洗えてるのかな?後で痒くなったりしないかな?という不安が残りますね。
そうすると、やっぱり「大人用のシャンプーに切り替えるかどうか?」「いつ切り替えるか?」というのが問題になってくると思います。
ベビーソープのメリット・デメリット
まずはこちらをどうぞ↓
- メリット…洗浄剤(界面活性剤)としては弱めのものが使われており、低刺激で肌に優しくなっている。また、無香料、無着色、弱酸性、パラベンフリーなど、赤ちゃんへの使用を意識して添加物が少ない。
- デメリット…洗浄剤(界面活性剤)としては弱めのものが使われているため、汚れを落とす力も弱い。
赤ちゃんの頃は髪の毛も少なく、ミルクを飲んで寝ているだけでしたが、少し大きくなってくると髪も伸び、食事も大人と同じ内容で、行動範囲も広がって色んな汚れが体に付着するようになります。
ベビー用は赤ちゃんのお肌に合わせて低刺激になっていて、その分洗浄力も弱いです。
そうすると、やはりベビーソープでつるっと洗っただけでは、子供の頭皮の皮脂などが落としきれないこともあるわけですね。
実際、子供が頭を痒がるので皮膚科へ行ったら「皮脂が落としきれていないので、ベビーソープではなくシャンプーを使うように」と指示されるようなケースもあるようです。
要するに、肌への刺激は少ない(お肌に優しい)けれど、洗う力が弱い(汚れが落としきれない)ということですね。
子供のシャンプー いつから使うべき?
成長の過程のどこかでベビー用ソープからシャンプーに切り替える必要があるわけですが、それっていつからなのでしょうか。
実際は、各家庭でそれぞれのようです。
- 最初のベビーソープがなくなったら大人と同じものにした
- 6カ月頃に普通のシャンプーにした
- 1歳過ぎたらベビーソープ→ベビーシャンプーに切り替えた
- 3歳現在まだベビー用使ってる
などなど。
「いつから」というのはけっこう幅があるようですね。
肌が弱いお子さんなんかは、5歳くらいまでベビー用を使ったりする方もいるようですが、1歳で大人用シャンプーを使っても全く問題なし!という方もいたりして、こればかりは個人差があるようです。
それから、ベビーソープ→ベビーシャンプー(ソープは全身洗えますが、シャンプーは頭髪のみ)に切り替える方もいるみたいですが、そうすると「じゃあその先、いつ大人用シャンプーに切り替えるか?」という疑問も出てくるかと思います。
要は、「変えてみて問題がでなければ」というところで落ち着くようですが、切り替えに当たっては「成分」に着目していただくことをおすすめします。
「いつから」より成分に注目を
「いつ大人用に切り替えるか」ということよりも、実は使用成分で選ぶ方が重要なのです。
要注意なのは硫酸系のシャンプー(ラウレス硫酸●●、ラウリル硫酸●●が入っているもの)。
この「硫酸系シャンプー」は非常に洗浄力が高く、頭の皮脂や髪の毛の脂まで洗い流してしまいます。
ですので、硫酸系は避け、洗浄力がマイルドなアミノ酸系のシャンプーを使うのがおすすめ。
アミノ酸系のシャンプーは
- ココイルグルタミン酸●●
- ココイルアラニン●●
- (ヤシ油●●)
などの洗浄成分が入っており、これは洗浄力が硫酸系よりも弱く、保湿効果もあります。
大人より肌が弱い子供にも安心です。
また、
- 鉱物油
- 合成着色料
- 合成香料
- パラベン
- シリコン
などが含まれていないものを選ぶとより安心です。
ちなみに!
アミノ酸系のシャンプーを選ぶときは、成分表をチェックして、ココイル●●などの成分が2つ目、3つ目あたりに来ているものを選ぶようにしましょう。
成分表というのは、含有量・使用量が多いものから順に記載されています。
シャンプーなどの成分で最初に来るのが「水」。その次あたりにメインとなる洗浄成分が書かれているので、そこをチェックしてみてくださいね。
含有量の決まりはないので、確かにアミノ酸系の成分も入っているけど、硫酸系の洗浄剤がちゃっかりメインになっているようなこともあるんです。
買う前に、成分表をよくよく読んでみてくださいね。
子供のシャンプー リンスは必要?
最後に、リンスについて。
ベビーシャンプーはあるけどベビーリンスはないよね、と思ったこと、ありませんか?
私はあります(笑)
子供って、リンスしなくていいんでしょうかね??
答えは、してもしなくても大丈夫!です(*^^*)
いえいえ、適当なんじゃありません。
まず、リンスとは、髪の滑りをよくするものです。
なので、石けんシャンプー(アルカリ性)などで髪が軋んでしまう場合、リンス(酸性)をするとPHが中和され、さらさらになります。
さらさらになると何がいいかと言いますと、キューティクルが痛むのを防ぐんですね。
髪が長い女の子なんかは、軋んで絡まったりするとよくないので、リンスをするといいかもしれませんね。
ただしシャンプー自体が弱酸性なら軋むこともないので、リンスの必要は感じないと思います。
ちなみにコンディショナーはリンスとほぼ同じ意味合いです。
トリートメントはちょっと違います。
トリートメントとは、髪に浸透して髪質を整えるものなので、表面上の滑りをよくするリンスやトリートメントとは別物なのです。
そして、大人と違ってパーマやカラーリングをしない子供は、髪の毛がそれほど傷むこともないので、トリートメントは必要ありません。
まとめ
子供のシャンプーはいつから大人用のものを使えるか?ということについて。
- アミノ酸系のシャンプーを
- ベビーソープの洗浄力では不十分だと感じる時から
- リンスは使っても使わなくても
ということでまとめておきたいと思います。
いつから?ということよりかは、子供の頭の状態をチェックしてみて、皮脂が落ち切っていなかったり臭かったり、痒がったりするようであれば、洗浄力がマイルドなアミノ酸系のシャンプーに切り替えてみるのがいいと思います。
また、リンスは髪の毛の表面を滑らかにするものなので、髪の長い女の子だったり、軋みを感じるのなら使用をおすすめします。が、使用するべき、ということではありません。
参考になれば幸いです(#^^#)