
【妻がキレる】このヒステリーは病気?判断のポイントと対処法
2018/04/07
妻がキレる、ものすごい怒りやヒステリーを爆発させてなかなか収まらない…
うんざりして逃げ出したくなるものの、自分が悪いのかな?妻がおかしいのかな?これって病気かな?
判断がつかずに困っている男性に向けて。
妻がキレる!爆発して手が付けられない
夫婦間で起こるDVのうち、1割以上が女性→男性、
つまり男性が被害者側という形で起こっているそうです。
DVというと男性が女性に手をあげる…という認識が一般的ですよね。
そのため逆パターンは認知されにくく、
また男尊女卑の素地がある日本においては、
男性が声をあげづらいのが現状のようです。
ですが、男性が我慢してしまうことによって
表面化していないケースは多いと考えられています。
妻がキレると…
さて、妻がキレるといいましても、もちろん、
キレられて当然の理由(浮気・借金・嫁姑問題など)
があればそれは仕方ないのですが、
- 掃除の仕方がちょっと雑だった
- 「晩御飯まだ?」と聞いたのが気に食わなかった
- 連絡をしないで遅くなった
例えばこのような、どう考えてもごく些細な理由で、
以下↓↓↓のような荒れ方をする場合。
◆酷い暴言を吐く
◆物を壊す
◆小さな子供にまで当たり散らす
◆感情が暴走していて会話にならない
◆延々と何時間も、自分の言いたいことをまくし立てる
◆こちらが何か言うと、更にキレる
◆泣き叫ぶ
「短気」「神経質」「性格がキツい」
では済まないレベルの怒りの大爆発です。
誤解が解けて納得、謝って解決、というふうにはいかず、
一旦爆発したら少なくとも何時間かは収まりません。
キレる妻を持つ夫の苦しみ
妻が噴火した時、旦那さんは色んなことを考えますよね。
- オレ、そんなに悪いことした(言った)かな?
- 自分とこの人は合わないのかな?
- 相手(妻)の感覚がおかしいのかな?
第三者のいない夫婦間では、
どちらが悪い・おかしいと判断することは難しいものです。
自分にとっては些細なことでも、
妻にしてみたら大ごとだったかもしれません。
なんでそんなことで怒るの?とは思いつつ…
自分のせいかもしれないと後ろめたく思うこともあるのでは。
つまり、妻が些細な理不尽なことでキレたとしても、
客観的な判断を下しづらいのです。
自分の親や義両親を巻き込んでも、
親は自分の子供の味方だから決着はつきません。
友達も同じこと。
(こういうことはあまり友達には言いたくないですよね…)
結果として、自分がおかしいのか?妻がおかしいのか?
判断はつかないまま。
喧嘩が絶えないストレスフルな生活が続きます。
そして…
社会的に認知されづらい立場の男性の方が、
相談や発散することもできないまま、先に参ってしまうのです。
妻のヒステリー 病気かどうか判断のポイント
妻のキレっぷりやヒステリーがあまりに凄まじいと、
もはやどちらが悪いということではなく、
「これってちょっとおかしくない?」「病気じゃないの?」
と感じることもあると思います。
ですが、「おまえはおかしい!」と言っても
「あなたの方がおかしい!」と返されてしまえば、
結局誰がおかしいのか判らないままで話が進みませんよね。
今、自分たちがどんな状況にあるのか的確に判断するために、
「常軌を逸した怒り方」のポイントになる部分をまとめてみましたので、
ぜひ参考にしてみてください。
被害妄想的な発言
実際に「私はあなたが嫌いだ」などと言われたわけでもないのに
「あの人は絶対に私のことを嫌っている」
「私の悪口を言っていた」
などという発言をします。
自分の中での思い込みや妄想に合わせて現実を歪めてとらえ、
事実と違うことや証拠がないことでも勝手に決めつけてかかります。
物事への評価が一定ではない(ころころ変わる)
その時の感情でものを言うので、
あることに対する評価や意見などが一貫しません。
前回は○と言っていたのに今回は×、なんてことがよく起こります。
本人はあまり覚えておらず、
夫の方が「この前は○って言ったのに?」と混乱します。
人に対する評価も極端で、
自分に都合のいい人は崇め、都合が悪いとこき下ろします。
そして人への評価もころころ変化します。
極端・衝動的なことを言って相手を振り回す
夫の気持ちをひきつけたり振り回したりするための手段として、
離婚する、今から死ぬなど極端なことを言いだします。
発端は些細なことだったのに、話を勝手に膨らませていきます。
自分でもコントロールできない怒り
落ち着いている時は自分のキレ癖を悪いと思っているのに、
ある一線を越えると劇的に怒りが噴出し、自分でも抑えられません。
同じことを延々と言い続ける
自分の主張が通るまで同じことを延々言い続けるので
建設的な話し合いや問題解決に一切繋がりません。
言葉遣いが乱暴になる・暴言を吐く
「~してんじゃねぇ」「てめぇが…」など言葉遣いが汚くなり、
また相手の心を踏みにじるような暴言を吐きます。
怒りは長く続かない
激しい怒りの爆発が一週間や一か月続く、ということはありません。
数時間から一日程度で怒りを出し切ると普段の状態に戻り、
自分がしでかしたことへの罪悪感を感じたりもします。
外面は割といい
友達や同僚など、
自分に害のない(関係もそれほど深くない)相手に対しては
ほとんどヒステリーの素振りを見せません。
ですから、外ではごく普通の人と思われていることが多いのです。
妻のヒステリーへの対処法 一人で抱え込まない
いかがでしたでしょうか。
もし上記のような特徴のあるキレ方だったとしたら、
それは「性格」「価値観の違い」などで済ませることができないものです。
奥さんのこのようなキレ方やヒステリーは
生育歴に端を欲する、人格的な障害である可能性があります。
特に上記のような状態は「境界性人格障害」の可能性が高く、
旦那さんの我慢により改善するものではありません。
人格障害の妻への対応のしかた
奥さんのキレ方やヒステリーから人格障害が疑われる場合は、
まずは自分だけで何とかしようと思わないことです。
◆愛情があるから何とかやって行ける
◆支えながら一緒に治していきたい
くれぐれもこのような想いを安易に抱かないことをお勧めします。
なぜなら、
0歳~今現在までの時間をかけて形成されてきた人格ですから、
話し合いやルール決め程度ではどうにもならないのです。
支えようと思っても、
重くて支えきれずに共倒れになる可能性も大きいです。
ですので、もし次に奥さんがキレて怒りを爆発させたら、
一切相手をせず逃げること。
漫画喫茶でも実家でも、行先を告げずに電話もOFFにして、
怒りが収まるまで一晩どこかで過ごしましょう。
我慢して相手をしてもまともな話し合いにはなりませんし、
自分が疲弊するだけです。
この先どうしたらいいのか
どうしたらいいのか、途方に暮れてしまいますよね…
もし、このような妻を支えていく負担が重すぎ、苦しかったとしたら。
まず、
自分の人生を投げ出してまで他人を一生支えていく義務はない
ということを、選択肢の1つとして覚えておきましょう。
子供がいなければ、離婚するという手も有効です。
言い合いで離婚の話が出た時に、勢いで離婚届を作成してしまうのも手です。
↓↓↓こちらもご参考に↓↓↓
子供がまだおらず夫婦2人だけなら、
精神状態が安定するまでは子供を持たない方がいいでしょう。
子供がいると離婚が難しくなるというのも理由の1つですが、
何より、安定しない家庭環境で育つと、
子供も同じような人格障害になる可能性が高いからです。
年齢的には、30歳を過ぎると安定してくる…こともあるようです。
(必ずというわけではありません)
ですが、旦那さんの方がひたすらに我慢して、謝って、
ただただサンドバックとして毎日耐え続けても、
現状の改善はほぼ望めないでしょう。
何故なら、ヒステリーの原因は実はもっと深いところにあるからです…
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ひとこと
奥さんのキレっぷりやヒステリーが度を越していると感じる場合、
精神疾患の可能性もあります。
辛い状況に一人耐えていても、何も変わりません…
一番大事なのは自分だけで解決しようとしないこと。
治すにも支えるにもお金や労力が要りますので、
まずは自分の精神的・肉体的安全を確保することを最優先とし、
くれぐれも安易な決断を下さないことをおすすめします。