
メールや手紙での義母の呼び方は?夫のことは「くん」付けで?
2018/01/03
母の日には義理の母にプレゼントを…
一言メッセージを添えようとして、最初の書きだして手が止まってしまいます。
義理のお母さんに対しての呼び方、メールや手紙ではどうするのがいいのでしょうか?
義母の呼び方
普段、配偶者の両親に対しては
「おとうさん」
「おかあさん」
と呼びかけますよね。
普通におしゃべりしている分には問題ないですが、メールをしたり、ちょっとした手紙を書いたりするときにふっと考え込んでしまいます。
おかあさん、って、文字にする時はどうするの!?
ひらがなで書くのも何だか変です。
お母さん、だと、自分の母親でもないのにこれも変な感じ。
お義母さん?
ちょっとぎこちないですね(^^;)
お姑さん?
本人に向かってこれは…なんだか嫌味な感じも(^^;)
ということで、義理のお母さんに対して、文面では何と呼びかかけたらいいのでしょうか。
義母の呼び方 メールや手紙で感じがいいのは
配偶者のお母さんというと、よくあるのが「お義母さん(読み方はおかあさん)」という書き方ですね。
ですが「義母」「義父」などの言葉は、他人に対して自分の親と区別する時に説明的に使うものなので、本人への呼びかけとして使うのはあまり好ましくありません。
また「お義母さん」というと、義理という意味が込められるので、義母本人にとってもよそよそしく感じられることもあるようです。
もちろん気にしない方もいるでしょうが、細かいことを気にする人にとっては「嫌味?」「当てつけ?」と良く思われないのも事実です。
お互いに本当の子供・親ではないことは解り切っているのですから、ここでは敢えて義の字を付けず
「お母さん」
とするのがいいでしょう。
余談ですが…
夫婦というのは家族関係でみると0親等なんです。
ちなみに自分の子供や親は1親等、兄弟姉妹や祖父母は2親等になります。
つまり、夫婦というのは親や子よりも近い、全ての基本となる関係なんですね。(夫婦から一人の人間が生まれてくるわけなので)
そして、配偶者の親(義両親)というのも自分の親と同じ1親等になります。
いやぁ、夫婦って一心同体のような関係なんですね。
ですから、特に説明的なシチュエーションでなければ、夫や妻のお母さんに対しても「お母さん」と呼びかけることは、全くおかしなことではないのです。
義母への手紙やメールでの夫や妻の呼び方は
そして、もう一つ困るのがこれ。
義母へのちょっとしたメッセージの中で、夫や妻、つまり義母の実の息子や娘のことをなんと呼ぶか。
これは「○○さん」(夫、妻共に)というのが当たり障りがなくていいでしょう。
ですが、ここはちょっと複雑です。
先ほども説明した通り、実は夫婦というのは親よりも近い家族関係(0親等)になるので、本来ならば一番近い身内である妻や夫のことは対外的には呼び捨てでいいはずです。
仕事では、取引先の相手に対しては自社の社長であっても呼び捨てにしますよね。あんな感じです。
ですが、実際にそれをしてしまうとやはり気を悪くするお母さん(特に夫の親)もいるので、さん付けにしておく方がソフトな印象です。女性にしてみたら理不尽に感じますが、日本はどうしても男尊女卑の思想の名残がいまだに残っているので、夫が妻を呼び捨てにする分にはよくても、その逆をやると波風が立つというか…
ですので、たとえ夫婦間では呼び捨てやあだ名で呼び合っていたとしても、義両親の前ではとりあえずさん付けが無難。
○○ちゃん、○○くん、というのもありますが、これではやや子供じみた感じです。
やはり○○さん、というのが丁寧で、また配偶者を立てている風にも感じられます。
まとめ
メールや手紙での義母への呼びかけは「お母さん」で。
配偶者の名前を出すときは「○○さん」。
せっかくですから、気持ちよく読んでもらえるメッセージにしてくださいね。
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