6月 北海道 年間行事

北海道釧路エリア6月の気温や服装 雨や霧が多くて肌寒い?

2017/06/01

6月というと「夏の一歩手前」「初夏」な雰囲気ですが…
「寒い」「北国」のイメージが強い北海道ではどうでしょうか。
釧路エリア(道東)の6月の気温や服装についてです。
この時期つきものの、雨や霧のことも。

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北海道釧路エリアの6月の気温

北海道というと冬はカッキーンと凍り付いているイメージ。
ウィンタースポーツ目的以外の人は、やっぱり「北海道観光=夏」ですよね。
大自然と爽やかな気候、魚介類と乳製品。
夏の北海道というとそんな感じでしょうか。

さて、私は東京生まれですが、現在釧路エリア在住です。
温かくなってくると北海道外から知人友人が遊びに来ることが多いですが、
その際に必ず聞かれるのが気温と服装についてです。

ということで、6月に釧路エリアに観光に来られる方へ向けてのレポートです。

釧路エリアとは

北海道のうち、釧路周辺のエリアを「道東」と言います。
道東は「網走」「釧路」「根室」「十勝」の北海道東部をまとめて指しています。
海の幸が豊かなことに加え、酪農地帯でもあり乳製品やお肉も美味しい。
そして、美瑛や富良野などに比べ、荒々しさを感じる大自然。
見所は多いのですが、北海道の入り口でもある新千歳空港から離れていているため、
アクセスしづらいのが難点です。

道東の6月の気温は

釧路を含む道東エリアの6月の気温は、北海道外からくる人にとっては「涼しい」「寒い」と感じることがあるかもしれません。
(住んでいると「あー、だいぶ温かくなったよね」って感じですが)

 ◇日中は温かくても朝夕は冷える
◇雨・風があると寒い
◇天気がいいと日中は半袖でOK、暑くなることも

など、時間帯や場所、天候によって変わってきます。
以下でエリア内の気温をチェックしてみてください。
(参照は2016年気象庁データ)
【釧路】

最高気温…15.3
最低気温…9.3
平均気温…12.1

【根室】

最高気温…13.7
最低気温…7.7
平均気温…10.2

【網走】

最高気温…15.9
最低気温…9.3
平均気温…12.4

【十勝(帯広)】

最高気温…18.8
最低気温…10.8
平均気温…14.3

天気によって急に20℃超えたり5℃以下になったりということもあります

帯広は温かければ20℃近くになりますが、
他の地域は最高気温が15度くらいですね。

昼の一番温かい時間帯に、お日様が出て風がなければ、
大体この最高気温くらいになるはずですが、
雨や曇りだったり風が強かったりすると肌寒さが勝ります。

また、森の中や山の上でも気温は低めです。

北海道釧路エリアの6月の服装

では6月に釧路エリアへくるならどんな服装がふさわしいのでしょうか?

まず、昼間に出歩くなら最高気温(13~18℃)に近い温かさになります。

6月と言うともうほとんど気分は夏、
「半袖着ちゃう?」みたいな感覚だと思いますが、
20℃以下の体感温度はどのくらいかというと「ちょっと肌寒い感じ」です。
半袖だけでは心許ないので、薄い羽織物があれば安心です。
15℃以下になってくると「寒い」になります。
薄手のコートなどが必要になってきますね。

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そして、最低気温に近づく時間帯が朝晩(特に明け方)です。
エリア内どこも10℃以下ですね。
6月なのに?と思うかもしれませんが、コートやマフラーをしている時期が10℃以下の気温です。

明け方に長時間出歩くという人はそんなにいないと思いますが、
そのくらいの気温になるということは覚えておきましょう。

服装としては、下は半袖、その上に重ね着という形で温度調節しやすい格好にしておくのがおすすめです。
急に暑くなることもあるので半袖はあるといいですが、
雨が降った時用にナイロンの薄いウィンドブレーカーがあると重宝します。

また、温かくなってくると虫が出てきます。
自然が豊かな分、不快害虫も沢山いますので、
下は必ず長ズボンにスニーカー、上は半袖シャツ(長袖シャツ)+薄手の上着(ナイロンのパーカーなど)、というスタイルがいいと思います。
ちょっと自然の中に入れば、蚊やブユの他、マダニや毛虫なども多いです…(^^;)

ちなみに、道東には内陸部と海岸部の地域があり、気候が異なります。

内陸…冬は-20℃以下、夏は30℃超え
海岸…冬は内陸よりやや温暖、夏は爽やか冷涼

になります。海沿いから離れて隣町へ移動しただけで気温が全然違うということもよくあります。
行先の天気情報をチェックした上で参考にしてみてくださいね。

北海道釧路エリア 6月は雨が多い?

北海道に梅雨はないと言いますが、最近の気候変動で梅雨のような時期もあるように感じます。
特に6、7、8月は湿度が高く、天気も雨、曇りがちです。
(この期間には例年、除湿器と布団乾燥機が大活躍してます)

また、海沿いや山の上では天気が変わりやすく、
晴れていたと思ったらぱらっと雨ということはよくあります。
そして、海沿いでは5月の終わり~8月くらいまで、
地元の人が「ガス」と呼ぶ濃霧がしばしば発生します。
この霧の中を出歩くと、服や髪がじっとり濡れますし、車の運転も怖いです…

総じて、あまり「からっ」とした時期ではありません。
旅行期間の行き先の天気予報をよく確認したうえで、
曇りマークなどがある場合は「寒さ」「雨」などを意識しておくと、
現地で「困った…」ということにはならないかと思いますよ。

まとめ

6月というと爽やかな初夏のイメージですが、
想像よりもやや涼しいのが釧路エリア。
かと思うと急に夏日になったり…
天気はやっぱり読めないですね。
殊に近年では「最近は変な気候だな」と地元の人が毎年言っています(^^;)

ということで、

半袖、長袖、雨・風よけの化繊の羽織物、足元は長ズボンにスニーカー、
折り畳み傘を忘れず!

このくらいの感覚で行くといいと思います。

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北海道では、大きな町から離れると、コンビニもガソリンスタンドも何もない山道が何キロも続くところなんてのもよくあります。
持って行って邪魔になる分にはまだいいと思いますが、寒くても洋服が買えない、となると結構辛いと思います。
ですので寒さ対策は忘れずに。
それと、くれぐれも、行先の天気予報は確認してくださいね。

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