夫婦関係 男女

旦那が大好きすぎて嫉妬する自分が苦しい。これって異常?愛情?

2017/12/17

いつまでたっても旦那さんが大好き!
というのは素晴らしいことですが、好きすぎて嫉妬してしまう、苦しくなってしまう…と言うほどの思いは、問題かもしれません。

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旦那が大好きすぎて…

恋人同士の時はどんなにラブラブでも、
結婚したら、ときめきはもって3~4年…
とはいいます。

毎日一緒に暮らしていれば、そりゃ、
嫌なところも見えるし、馴れも出てくるし。

恋愛結婚したはずの旦那さんでも、
長く一緒にいると

”うざい” ”気持ち悪い”

果ては

” ATM ”

なんて意見も…(^^;)

ですが逆に

旦那のこと大好きでたまらない!

と、いつまでたっても夫に対して
恋心を燃やし続けている奥さんもいるんですよね。

それっておかしいこと?

恋人同士の時に
「かっこいいなぁ」と、ときめいていたのが
結婚した後も続いている…

というのは、素敵なことなんでしょうか。
それとも、おかしなことなんでしょうか。

もしかしたら、
既に旦那さんの方は落ち着いていて、
奥さんの方が未だにラブラブ!
というケースが多いかもしれません。

でも、ご安心ください。
実はそれは自然なことなのです。

なぜなら…

雌雄が結ばれたその先には「子孫を残す」
というのが、動物としては自然なことです。

その時に、妊娠・出産という大役を負うのが雌ですね。

妊娠中は身重の体ですし、
出産して小さな子供を連れていたら、
なかなか思うように行動できません。

ですので、生きていくためには、
食物を確保してくれたり、外敵から身を守ってくれる雄にある程度頼らないといけないわけです。

ここで
「あんたなんてもう飽きたから、バイバイ!」
という気分になってしまっては、
子孫の存続にとって大問題ですね。

ですから雌は、自分の子供の父親となる雄に対して長く愛情を感じるようになっているのです。

一方雄は、
雌が妊娠すれば役目はそれで一旦おしまい。

あとは、できるだけたくさんの雌に
自分の子孫を産んでもらうことが大事です。

そして、それらの雌や子供を養っていくための
肉体的な力(食物の確保や戦いなど)が
重要になってきます。

そういうわけですので、
旦那さんに対する愛情が長く続いて、
「ずっと大好き!」な奥さんは、
生物学的に見ても、おかしいことはないんですよ(#^^#)

旦那が大好きすぎて嫉妬してしまう…

ですが…
ただ単に「大好き!」だけならいいですが
以下のようになってしまっては問題です

職場の女性や元カノなどに嫉妬

職場の同僚に女性がいたり、
飲み会に女性が来ると聞いただけで
やきもちを焼いたり、不機嫌になったり…
ということはないでしょうか。

その女性がちょっと可愛かったりすると、
夫との間にあらぬことを想像し、
勝手にどす黒い気分になってしまうのです。

また、元カノのことが気になってしまい、
facebookを調べたり、過去の思い出を
聞き出そうとしてしまいます。

メールや携帯をチェックしてしまう

大好きなあまり束縛心が異常に強くなり、
メールのやり取りや携帯電話まで
こっそりチェックしてしまいます。

酷くなると、
夫がいない時に部屋を隅々まで調べたり、
パソコンの中をくまなくチェックしたり…

知らない方が幸せ、ということだって、
世の中あるんです。

知ってしまって嫌な気分になるのが解っているのに、
家庭内ストーキングをやめられません。

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苛立ちや寂しさを感じる

自分はこんなにも大好きなのに、
夫の方はというとそれほど熱烈でもありません。

そうすると、
物足りなくて寂しくなってしまったり、
夫にうっとおしがられたりしてしまいます。

常に満たされない気持ちで耐えるのも、
求めすぎて喧嘩になってしまうのも
何だか切ないですね。

問題はどこにある?

上記のような場合、問題はどこにあるのでしょうか。

「旦那が大好き」という気持ち自体は
とてもプラスな感情なのです。

ネガティブな感情や思考をコントロールできていない

というところが実は問題なのです。

旦那が大好きすぎて苦しい時は

生涯を共にする自分の伴侶を大好きなのは
とても素晴らしいことです。

ですが、大好きすぎて苦しくなってしまうのなら、
それはとても辛いですよね。

どうして苦しくなってしまうのか

もし本当に旦那さんのことが大好きなら、
旦那さんの幸せを一番に願うはずですよね。

だとすると、
束縛やプライバシーの侵害などに走ってしまうのは、
ちょっとおかしいですね。
旦那さんの幸せにつながっていません。

つまり、
大好きすぎて嫉妬して苦しくなってしまうというのは、
自分の自信のなさや依存心の裏返しなのです。

旦那さんを束縛しても、
元カノの思い出を全部処分させても、
無理矢理べたべたしても、
もともと心の中に潜む、自信のなさや依存心がなくなるわけではありません。
旦那さんが、いつも思い通りに動いてくれるとも限りません。

ですから、苦しくなってしまうのです。

問題は「大好きすぎて苦しい」のではなく、

その裏に潜む、ネガティブな思考や感情なのです。

本当の「大好き」とは

 

では本当の「大好き」「愛情」って何でしょうか。

例えば、大好きな人だからと言って
捕まえて逃げ出せないように監禁して、
自分だけのものにしたら…

これって愛情ではないですよね。
自分の欲望をぶつけているだけです。

捕まえて監禁された相手は、
嬉しいでしょうか?幸せでしょうか?

旦那が大好き!と言って嫉妬や束縛してしまう人は、
程度の差こそあれ、これと同じことをしているんです。

大好きなはずの人の気持ちや感情は無視して、

もっと抱きしめて!
もっと愛して!
もっと私だけを見て!
もっとかまって!

と、自分の要求ばかり突き付けているんです。

これでは、
相手はいずれ疲れて嫌になってしまいます。

本当の愛情と言うのは、
自分の感情より、相手の気持ちを尊重すること
なのです。

こちらもご参考に↓↓↓

 

もし、
「大好きで嫉妬してしまう」
「大好きすぎて苦しい」
という気持ちが強くなってしまうのなら、
それは「大好き」の裏に心の問題があるのかもしれません。

まとめ

本来「好き」という感情は
とてもポジティブなものです。

でも、旦那さんの負担になってしまうような
強すぎる感情は問題ですし、
家庭内の関係も崩れてきてしまいます。

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好きすぎて苦しい…と気持ちを持て余している人は、
まずは自分の心と向き合ってみるのがおすすめです。

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