
高尾山でダイヤモンド富士 混雑や場所取り、下山はどうする?
12月の冬至付近では、高尾山から「ダイヤモンド富士」を見ることができます。
この時期の高尾山の混雑状況や場所取りのこと、帰りの下山のことなどをまとめました。
高尾山でダイヤモンド富士の時期の混雑状況
富士山の山頂に夕日が吸い込まれていくように見える
「ダイヤモンド富士」。
日の出や日没の時に、
富士山の頂上と太陽が重なる現象のことで、
沈む瞬間にキラキラと光を放つのが想的で、
とてもきれいです。
さて、この現象を、
ミシュランガイドにも載った「高尾山」から
見られるのが、12月の冬至付近です。
都心からもアクセスしやすい高尾山。
ダイヤモンド富士が見える時期は、
やはり沢山の人で混雑するのでしょうか?
ダイヤモンド富士が見えるスポット
高尾山はミシュランガイドやギネスにも載った
有名観光地です。
都心からのアクセスがいいため、
普段からとにかく観光客や登山者が多いのです。
しかし、ダイヤモンド富士がきれいに見える場所は
限られています。
- 山頂の展望台
- もみじ台(山頂から約200m、約10分)
富士山頂に沈むのが見られるスポットは
主にこちらの2つ。
もみじ台より少し先の一丁平というところも
眺めがいいですが、
ここは、山頂にきれいに沈む姿が見られません。
冬至の時期では太陽が少し右にずれて見えます。
というわけで、山頂・もみじ台の2か所に
人が詰めかけるので、混み合うわけです。
混雑の状況は?
紅葉の終わった冬場(初詣除く)の高尾山は
時期的には閑散期…なのですが。
(ただし有名な観光地なので週末や祝日は混みます)
しかし、このダイヤモンド富士の期間(時間)目がけて
わっと混雑するんですね。
高尾山からダイヤモンド富士が見られるのは
毎年冬至前後、時間帯は16時過ぎ~16:30頃。
というわけで、冬至前後の日にちの昼~夕方頃が
一番混み合うことになります。
平日なら、午前中や昼過ぎは割と人はまばら。
ですが午後から夕方に向かって、山頂付近は人だらけ。
↓
居場所に困るくらいですが、
同じ目的でやってきた人ですから、
なんとなく和気あいあいな感じも…(*´ω`*)
紅葉の時期の山全体の混雑に比べたら、
スポット的な混雑に感じます。
高尾山からダイヤモンド富士を 場所取り必須?
高尾山でも、富士山がきれいに見えるスポットは
限られています。
ですので、
障害物の入らない写真を撮影したいなら、
早めに場所取りをしておく必要があります。
気合を入れている人は、
午前中から登頂して、カメラをスタンバイ。
15時過ぎには、展望スポットの最前列など、
きれいに見える場所はほぼ取られています
直前に登頂でも、見えるには見えますが、
人の頭越し、木の枝越し。
一緒に来るだけで意味があるの♡
という恋人同士なら、15時登頂でもいいでしょうが、
ムーディーな雰囲気は諦めた方がいいですね。
何が何でもパーフェクトな一枚を撮りたい!
という人は、午前中や午後の早い時間に着いて
場所を確保しておくのがおすすめです。
太陽は16時15分過ぎから富士山にかかり始め、
5分もしないうちに沈んでゆきます。
待ち時間に比べ、本当に一瞬ですが、
晴れていれば神秘的な一瞬を見ることができます。
高尾山でダイヤモンド富士を 下山はどうする?
下山のケーブルカーが激混み!
一番混むのが下山の時間帯です。
下山の時間帯は日が落ちて暗くなりますので、
多くの人が、ケーブルカーを使います。
見終わった人たちが一気に帰り始めるので
ケーブルカーは30分~1時間は待つことに。
(この時期は臨時運転で18:00まで動いています)
「待ってるより降りる方が速い!」
と徒歩で下山する人もいますが、
日没後の山は暗いので、やはりケーブルカーがおすすめ。
もし徒歩で下山するのなら、
舗装されている表参道(一号路)が安全です。
4時半頃に下山を開始するとして、
山麓に到着するのは5時半すぎることになるので、
かなり真っ暗です。
また、日没後は一気に気温が下がります。
ダイヤモンド富士を見るためじっと立っていたので
身体もだいぶ冷えています。
懐中電灯(両手が空くヘッドライトがおすすめ)や
雨具(防寒にもなる)を準備しておきましょう。
まとめ
高尾山からダイヤモンド富士を見る時の
混雑状況や場所取り、下山についてなど、
自分が行ってみて気になった点をまとめてみました。
自分としては、
山頂で待っている時間が長かったので
寒さがけっこうこたえたなぁ~というのがあるので、
防寒は意識していただきたいところ。
そして、かなり真っ暗だったので、
徒歩で下山の予定がなくても、念のため懐中電灯を
持っていくことをお勧めします。
うまく晴れれば最高の瞬間が見られますので、
ぜひ、準備万端で出かけてみてくださいね。