卒業式でのネックレスは2連じゃなきゃダメ？長さや色のNGは？
2018/02/03
子供の卒業式でのママスタイルで気になるのがネックレス。よく「2連にして華やかさを出して…」なんて書かれていますが、1連はダメなんでしょうか。また、長さや色は？などなど、細かな点について基本のマナーを確認しておきましょう！
卒業式でのネックレス 2連か1連か？
子供の入学式や卒業式に出席する時の
ママスタイルなら、
◆落ち着いたデザインのスーツ
◆ネックレス
◆コサージュ
◆肌色のストッキング
◆ヒールのあるパンプス
などが定番と言われていますね。
ですが難しいのがネックレス。
ネックレスと一口に言っても
ダイヤやパール、その他の半貴石、
また色やサイズ、デザインも様々です。
ということでここでは
「オシャレなお母さんだと思われたい！」
という望みは一旦置いておいて(笑)
とりあえず悪目立ちしないような
無難な格好を確認していきましょう(*^^*)
基本はパール
子供の学校関係の行事では、
ママさんは大抵パールのネックレスをつけています。
これは、マナーとして決まっているから。
昼間に行われる式典でのアクセサリーは
パールをつけるのが正式なのです。
もちろん、
学校行事というと沢山の人がいますから、
中にはマナーに沿ってない格好の人も。
そして、
決まりごとにうるさい校風もあれば、
あまり細かいことは気にしない、
というところもあります。
また、一般的な服装マナーとは別で、
地域的な暗黙の了解というのもあったりですね。
ですので「絶対にパール！」
と堅苦しく考える必要はないですが、
パールのネックレスをつけていけば
マナーに反することはないでしょう。
2連か1連か
パールのネックレスというと、
フォーマルな場でよく見かけるのが、
数珠のようにつながった形のものですね。
デザインは、1連、2連、3連のものもあったりします。
1連のパールネックレスは、
慶事・弔事どちらでも使える優れ者ですが、
「2連で…」なんて書いてあると
1連をつけていくのが心配になってしまいます(^^;)
マナー的に言うと、
入学式や卒業式につけてくるのは
1連でも2連以上でもどちらでも問題ありません。
ただ、1連パールの場合、
お葬式っぽくならないよう気を付ける必要があります。
【お葬式（弔事）でのアクセサリーマナー】
基本的に結婚指輪以外アクセサリーはNG。
ただし「悲しみの涙を表す」として、
どこか一か所のみパールのアクセサリーを付けることが可能。
一か所以上や華美なデザイン、色付きはNG。
また、「不幸が2重になる」という意味で、2連のパールはNG。
卒業式だと、黒の礼服を着て行く人も
多いと思いますが、
黒の礼服＋1連パール…
これでは完全にお葬式スタイル。
というわけで、1連パールをつけるなら
- もう一か所（コサージュやイヤリングなど）アクセサリーを付け足す
- 地味になりすぎないよう、インナーを華やかに
- スカートスーツにして、足は肌色ストッキングを
- バッグを明るい色に
などの点に気を付け、
控えめながらも慶事らしい雰囲気を出しましょう。
ちなみに、
3連以上はカジュアルな印象になってしまうので
卒業式や入学式では2連までにとどめておくのが
安心です。
卒業式でのネックレス 長さはどのくらいか
ネックレスの長さも気になります。
色々なサイズのものがありますが、
鎖骨あたりまでの長さのものが
デコルテが一番きれいに見え、
上品で控えめな印象になります。
そして、長くなればなるほどに
華やかでカジュアルな印象になります。
お祝いの席なので華やかなのは
悪いことではありませんが、
あくまで主役は子供。
保護者はできるだけ控えめにするのが
望ましいところです。
ということで、あまり長すぎず、
バストより上の長さに留めておくのが
品よく華があっておすすめです。
卒業式でのネックレス 色付きはOK？
さて、パールはパールでも
ピンクやブラック、ゴールドなんかの
パールもあるわけです。
色のついたパールはどうなんでしょうか。
色付きはOK
黒でもピンクでも何色のパールでも、
「色付きはノーマルより一段階華やかなおしゃれ品」
という位置づけです。
ですので、お祝い事（慶事）の席には
色付きパールを付けていくことは可能です。
ただし、
入学式や卒業式は慶事とはいえ厳格な式典です。
また、主役は子供ですので、
親はできるだけ控えめな格好が基本。
入学式ならまだカラフルでも許されますが、
卒業式は黒が基調。
白い普通のパールが一番無難でしょう。
もし白がないならカラーパールでも仕方ないですが、
全体で色味を調整するなど、
さりげない雰囲気にするのがおすすめです。
ブラックパールは注意
ただ、ブラック系のパールは注意が必要です。
「黒」という色は弔事のイメージが強く、
お葬式用と考えている人もいます。
実際はブラックパールも
色付き＝普通のパールより派手
ということになるので
お葬式では質素な白いパールの方が正式です。
しかし黒＝喪というイメージから
弔事にブラックをつけてくる人もいます。
（この場合は薄いグレーでなく黒です）
…というような印象があるため、
ブラック系のパールをつけてくると
「お葬式みたい…」
「縁起が悪い…」
なんて思われてしまう可能性も高いわけです。
特に結婚式などでは、ブラック系は避けた方が安心。
スタイリッシュな使い方ができる！という
自信があるならいいですが、誤解を避けたいなら
白or黒以外の色付きパールにしておく方が安心ですね。
まとめ
卒業式でのネックレスは
- できればパールのものを
- 1連でもOK、ただし弔事と差をつけて
- 長さは胸より上が上品
- おすすめ色は白＞黒以外の色付き
というところに気を付けてくださいね。
お母さんがおしゃれしてくれるのは
子供も嬉しいものですが、メインは子供。
今日ばかりは控えめで無難な格好にして
子供の成長を喜ぶ式にしてくださいね。