1月

初詣では古いお守りを処分するべき?ずっと保管しておくのはよくない?

古いお守り、一年経ったらやっぱり処分するものなのでしょうか。
初詣には去年購入したお守りを持っていって、燃えているお焚き上げの中にぽいっと投げますよね。
でもふと考えました。ちょっと思い入れや思い出のあるお守りでも、やっぱり燃やさなきゃダメなもの?そのまま持ち続けていてはいけないのでしょうか?

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初詣では去年のお守りを処分するもの?

新年の初詣には、去年の初詣で購入した古いお守りを持っていきますよね。
初詣ではその年の新しいお守りを購入するので、そのまま持ち続けているとお守りがどんどんたまってしまう。
お守りと言えば中には神様がいらっしゃるわけなので、ゴミ箱に捨てるわけにはいきません。
というわけで、お寺や神社に「お返し」(返納)するのです。

では、1年経ったらやっぱりお寺や神社にお返ししなければいけないのでしょうか。

とある神社では

1年を経過したら、感謝の気持ちを込めてお返しするように

と、説明されました。

何故なら、お守りの中に入っている小さな神札が神様の依り代となり、それが日常の中での厄災を身代わりで引き受けてくれるからです。
ですから時間が経つにつれて悪い気が溜まり、お守りとしての効果が薄れてきてしまいます。
1年きっちりで効果がなくなるというわけではないですが、1年使って色々な穢れが溜まったお守りは、神社やお寺にお返しするのがベストなようです。

お寺や神社では、季節や行事に関係なく「古神札返納所」というところが常在していますので、こちらにお返ししてもいいですし、また初詣では感謝の気持ちを持ってお焚き上げの火に投げ込めばいいのです。
浄火で燃やされることで、神札に宿っておられた神様は浄化され天に帰られるのです。

ちなみに、お守りを返納するのは購入したところでなくても大丈夫ですが、お寺のものはお寺へ、神社のものは神社へ持っていくのがいいようです。神社もお寺も同じ敷地にあるところでは、どちらのものでも受け付けてくれるようですよ。

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初詣のお守り 保管しておくのはあり?

さて、お守りですが。
子供に買ってやった初詣のお守りを、一番お気に入りのぬいぐるみにつけてやったところ、それがすっかりはまってしまい…くまちゃん+お守りというのが何だか馴染んでしまったんですね(^^;)
ぬいぐるみとお守りの汚れ具合も一緒で、もはやくまちゃんの一部。
子供も、取り外すのを嫌がっている。

…と、こういうことがありまして、お守りをずっと保管しておくのはいいのかな?と気になりました。

例えば、好きな人にもらったものですとか、友達と一緒に買ったお揃いの思いでとか、故人がくれて形見のようになってしまったものだとか、何だか捨てるに忍びないお守りだってあると思うんです。

そういうものを、ずっと取っておいていても大丈夫なものなのでしょうか。

悪い気がたまったお守りを持ち続けていると、よくないことが起こったりする恐れがあるものでしょうか。

…調べてみたところ、お守りの効能というのはきっちり1年が期限ということでもないので、1年を過ぎて持っていることに問題はないようです。

神様の効能が一年区切りであるはずもなく(それは買い替えてほしい神社やお寺の都合であって)一生続くものだという考え方もあります。
とある神職の方に聞いてみたのですが、買い替えもそれぞれの人の気持ちであり、義務ではありません、とのことでした。

そもそも、お守りを毎年買い替えたりご利益ごとのお守りを買うというのは、近年になって出てきた習慣です。もともとは人形(ひとがた)といって、人の形をしたものに厄災を移して流したり燃やしたりすることで災難を逃れるという信仰があり、これがお守りにも含まれていったと考えられています。

ですので、お守りを取っておくことが不幸につながるという根拠はないようです。

保管しておいても大丈夫か?という疑問については、保管しておくのは大丈夫、ですね。
ただし、1年を過ぎたら神様にご加護のお礼をして、それ以降は記念品や思い出の品として保管するのがいいかもしれませんね。

まとめ

お守りは

  • 1年を過ぎたら古神札返納所やお焚き上げに持っていく。できればお寺のものはお寺へ、神社のものは神社へ。どちらも受け付けているところもある。
  • 保管していても問題があるわけではない
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ということでした(^^)/

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