1月 年間行事

鏡餅の正式な食べ方は?処分はこうするのが正解。

2016/12/22

お正月に飾る鏡餅。
飾る期間や鏡開き、お餅レシピのことは色々と考えますが…正式な食べ方というのはあるのでしょうか?
また、鏡餅を捨てる時の処分の仕方についても調べてみました。

 

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鏡餅に正式な食べ方ってあるの?

私が小さい頃、クリスマスが終わって鏡餅を飾る時期や、鏡餅を下げる日というのは親に説明された記憶があります。
鏡餅を飾るのは

  • 12月28日
  • 12月30日

ですね。縁起の悪い29日(二重苦)や31日(一夜飾り)を避けるのだそうです。
そして、鏡開きは1月11日。この日にお餅を下げるのですね。

日にちについてはとても気にするのですが、では鏡餅の正式な食べ方というのはあるのでしょうか。

答えから言うと、「食べる」ということが大切であり、料理の仕方はあまり関係がないのです。

現在のような真空パックのお餅がない頃は、年末にお餅を飾って11日まで飾っておくともうカビだらけだったんですね。ですので、あまり料理して食べるということはなかったようなのです。
鏡開きで鏡餅を割り(切るのではなく割るのが正式)、中の方の白い部分を少しだけ食べるのです。
神様にお供えしたお餅を一緒にいただくというところに意味がありました。
また、カビで食べられなくとも「神様が食べてくださったからこれていいのだ」という風に考えていたのです。

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ですので「鏡餅の正式な食べ方」というのはありません。
お汁粉にするとか焼いて食べるとか、そういう決まり事はないので、食べ方は自由なのです。
現代のお餅はカビることも少ないでしょうから、煮るなり焼くなり美味しくいただけばよし!ということですね(*^^*)

鏡餅を捨てる?正式な処分の仕方

鏡餅は捨ててはいけません!
神様にお供えしたものですので、下げた後でもぞんざいに扱うのは禁物です。

11日に鏡開きで割り、カビだらけで食べられなかった部分はどうするのかというと、1月15日のどんど焼きに持っていきます。

どんど焼きは1月15日(小正月)に神社などで行われる、お正月飾りや書初めなどを燃やす行事です。
カビの生えた鏡餅は、どんど焼きで燃やしてもらって天へお返しするのだそうです。

食べきれなかったりカビてしまった鏡餅は決してゴミにださず、1月15日のどんど焼きで燃やしてもらうのが正式な処分の仕方です。

まとめ

  • 鏡餅の正式な食べ方→特になし。供えたお餅を食べることが大切ですからご自由に!
  • 鏡餅の処分の仕方→1月15日にどんど焼きで。
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最近の若い世代では、お正月飾りというのは何となく雰囲気を出すためのアイテムのように捉えがちだと思います。
でも、意味を知ることで深みが出ますし、自分も伝統の中にいるなぁという厳かな気分になりますよ(^^)

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