
お年玉をいとこにあげる?金額の相場やあげないで済む方法は
2017/12/04
もうすぐお正月です。
お正月に親戚で集まる機会があると、悩むのがお年玉。
姪や甥ではない「年下のいとこ」にはあげる?相場はどのくらい?
あげないのはアリ?
親戚付き合いも絡んでくるから、難しいですよね。
お年玉 いとこ同士の立場でもあげるべき?
お年玉というと、自分の親や祖父母、親の兄弟にあたる
おじさんやおばさんからもらった記憶がありますね。
自分も大人になったら、いずれ子供や姪・甥に…
という意識は皆さんあるかと思いますが、
ちょっと例外なのが「いとこ」へのお年玉。
例えば
「おばさん(母の妹)の子供」
「おじさん(父の弟)の子供」
など、立場的には甥や姪ではなく同等だけれど
自分より年下のいとこに対して、
お年玉をあげるのかどうか?というのが気になります。
子供の頃はお正月に集まって仲良く遊んでいた仲でも、
自分の方が先に社会人になったりすると、
ここのところは悩みどころですよね。
いとこ同士、あげる?あげない?
実は、お年玉には「こうあるべき」という
決まりごとはありません。
年長者→年下(未成年)の者へという慣例だけで、
金額ややりとりの間柄が決まっているわけではないのです。
ただ、
いとこ同士のお年玉のやりとりはあまり一般的ではない
ということのようです。
主流なのはやはり、
◆親→子
◆おじ、おば→姪・甥
◆祖父母→孫
というものですね。
しかし、地域や家ごとにやり方が違うこともあります。
おじさん・おばさんと全然交流のない家庭もあれば、
いとこのお兄ちゃんからお年玉をもらった、
ということもあると思います。
ですので、
まずは自分の親に親戚同士の付き合い方を聞いて、
それに倣うのがいいでしょう。
【お年玉の有無】考慮ポイント
- 自分が働きだしたらあげる
→自分が学生なら(アルバイトをしていても)あげる必要はない。 - 一度あげ始めたら、途中でやめづらい
→場合によっては10年以上あげ続けることに…最初からあげないでおくのも一手。 - 何歳まであげるのか決めておくこと
→学部終了まで、就職したら終わり、など。 - 会う機会がない場合はあげないことが多い
→送ってまであげる必要はない。 - 他の兄弟姉妹との兼ね合い
→自分はいとこにあげるけど姉からはあげない…などは、姉の顔に泥を塗ることになる場合も。 - 独身のうちはあげなくていい
→いとこのおじ・おばにあたる自分の両親があげているなら、1つの家庭から2つは不要。結婚して別家庭になったらあげればよい。 - 金額を下げるのはよくない
→年齢は上がっていくのに金額を下げるのでは体裁が悪いもの。そのことを予め考慮して金額設定を。
以上のポイントは、決まりではありませんが、
あげるかあげないか決定する際の参考にしてみてください。
いとこにお年玉 金額の相場は
さて、いとこへのお年玉の相場ですが、
これは「いとこだから」ということは関係なく、
あげる相手の年齢で相場が決まります。
◆小学校低学年 2000円
◆小学校高学年 3000円
◆中学生 5000円
◆高校生 5000円以上
◆大学生 10000
一般的には金額の相場はこのようなもので、
いとこに対してもこの範囲内が適切です。
もっと年下で、赤ちゃんや幼稚園児の場合、
1000円程度、もしくは絵本やちょっとした贈り物でも
いいでしょう。
ただ、小学生以下の子供だと、
別の形で色々なお祝いをもらうものなので
(初節句のお祝いや七五三祝いなど)
むりにお年玉をあげる必要はありません。
いとこにお年玉をあげないで済ませるには
いとこにはお年玉をあげないという選択肢もあります。
甥や姪ならあげるけど、いとこはいいかな~とか、
いとこの中では自分が最年長だからちょっとキツイ…
など、理由は色々ありますよね。
そんな時は、お年玉を渡す一般的な期間
三が日(元旦~3日まで)
もしくは
松の内(元旦~7日まで)
を何とか会わずにすませれば、
お年玉をあげなくても済みます。
また、5000円や10000円などの大きい額×何人も…
というのがツラい場合、
年齢関係なく一律2000円ほどの図書券にして渡す、
という手もあります。
お年玉だとすると2000円は少ないですが、
図書券として考えると、ちょっと感覚が違ってきます。
漫画なら数冊、写真集なども買えますからね。
可愛い柄の図書カードにすると、
見た目もお洒落ですね。
まとめ
いとこへのお年玉、あげるかどうか悩みますが、
あげる・あげない、どちらにも理由がありますし、
どちらを取るのも自由です。
ただ、
お年玉というのは単なる金銭のやりとりではなく
親戚付き合いの潤滑油でもあります。
今後、助けたり助けられたりということが
あるかもしれませんから、あまり固く考えず、
気持ちと少しの余裕があるなら
ほんの心ばかり包んでみてもいいかもしれませんね。