3月 年間行事

祖母や母の雛人形は受け継ぐ?処分はいつ誰が何を機に?供養をするもの?

2016/12/18

3月3日の雛祭り、女の子がいる家では華やかですね。
しかし。おばあちゃんの、お母さんの、自分の、娘の…お雛様はどんどん増えていきます。
そこでちょっと気になるのが「処分」についてです。

 

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祖母や母の雛人形は受け継ぐもの?お雛様だらけになっちゃう…

桃の節句。
子供の頃、きれいなお雛様が並ぶのが嬉しかったものです。
お人形独特の上品な香りやぼんぼりの柔らかい灯り。いいですよね~(*^^*)
菱餅のピンク色は何味だろう?などと想像してました(普通の味でちょっとショック笑)。

しかし、学生の頃や大人になってからはとんと興味が失せ、飾りもせず。

娘が生まれてからは一転して「桃の節句を祝ってあげる」立場になり、再度お雛様のことを考えるようになりました。

さて、我が家のお雛様ですが、娘2人のものがうちにあります。
そして、私・妹・母のお雛様は実家に。
祖母のお雛様は祖母宅に、それぞれ保管しています。

自分の&妹のお雛様を実家に置いてあるのは、保管スペースの問題です。
本当は結婚して実家を出る時に一緒に連れてきてあげた方がよかったのでしょうけれど、如何せん仕舞う場所がありませんでした。独身の妹も同じ理由です。

ですが最近ふと考えます。

祖母や母のお雛様はこの先どうするの?

祖母のお雛様はいずれ母が引き取るなり何とかするのだと思います。
でも、その後は?
祖母もの、母のもの、更に実家に置いてある自分のお雛様全部、長女である自分のところに来るのかな?

そうしたら、祖母・母・自分・娘2人分のお雛様がうちに集結することに…(^^;)

これは、子々孫々が受け継いでいくものなの?そんな考えが頭をよぎりましたが、現代の住居事情から考えるとスペース的に無理そうです。

  • お雛様は受け継いでもいい
  • いやいや、雛人形は厄災を移す形代が起源だから、受け継ぐべきではない

など、お雛様の持ち方については色んな考え方があるようです。
私や娘のお雛様は、いずれ娘に子供ができたら受け継いでもらうということも考えられなくはないですが、少なくとも祖母や母のものはもう古いし、受け継ぎ手もいないだろうな…

そこで、雛人形を「処分」するという選択肢が否応なしに浮上してきました。

雛人形を処分するという選択 いつ、誰が、何を機に?

祖母や母のお雛様をどうするかという問題については、近い将来自分も直面する可能性大です。
そこで、お雛様の処分について、気になる点をメーカーに問い合わせてみました。

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お雛様っていつ処分するもの?

処分について問い合わせを受けることは多いそうです。
ですが、「いつ」という処分時期についての決まりはないそう。
歳をとってもずっと飾っている人もいるし、家を出るタイミングで処分する人もいる、人それぞれ、とのことでした。

誰が処分するの?

  • 祖母や母のものは、娘である私が処分するの?
  • 私のものは子供にお願いしたらいい?
  • それとも、自分のお雛様は自分で?(母や祖母に自分でやってと要請をだすべき?)

などについては、これもその家ごとの事情でというお話しでした。
若い人が、結婚を機に自分自身で処分することもあるそう(住居事情から)。
一方、亡くなった叔母さんのお雛様を姪御さんが処分されたり、娘さんのものをずっと実家に保管しておいた親が、もう要らないと処分を考えるようなケースもありましたよ、と。

何を機に処分する?

引っ越し、就職、結婚、亡くなったら。
皆さん様々なタイミングで処分を検討するようですが、

  • 飾らなくなったら

というのを一つの目安としてお話ししています、とのことでした。
もういいやと感じる時期が来たら、それがお雛様とのお別れのタイミングなのかもしれません。

雛人形を処分するなら人形供養に

ずっと「処分」と書いてきましたが、お雛様を処分する場合、普通に捨てるのではなく「供養」するのがお勧めです。
もちろんそのまま捨てる人もいるそうですが、女の子が誕生した時に親族が心を込めて贈ってくれたものですし、その女性の成長を見守ってきてくださったお雛様です。
ゴミとして捨てるのは何だか忍びないものです。

飾らなくなった雛人形の供養は、「人形供養」という名目で各地のお寺や神社で受け付けています。
毎月、毎年、また値段も様々です。持ち込み、また郵送できるところもあります。
供養の場面を公開しているところも。

ちなみに、有名な人形メーカーの久月は供養の受付もしているみたいですよ。(神社での人形供養の窓口として)

最後に…

さて、私自身は、実家に置きっぱなしのお雛様をいずれ自宅に持ち帰ろうと思います。
学生の頃一時期はお雛様から気持ちが離れましたが、もう飾らない、要らないという気持ちにはまだなりません。この先まだまだ大切にしていきたいですね。

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ですが、祖母や母のものはこの先「持て余して処分」「引き取り手や収納スペースがないから処分」ということにはしたくないので、おいおい供養の話も共有しておこうかな~と考えています(^^)

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