高尾山

親が補聴器 評判や種類より大事なこと ネットで格安なのは大丈夫?

2017/02/17

60代になって、耳が聞こえづらくなってきた。
親と会話がかみ合わない。耳が遠くなったかな!?
それぞれそんなきっかけから「補聴器」を意識するように。でも、種類は?評判は?どうやって選ぶ?
補聴器についてまだ右も左も解らなくても、とりあえずこの情報だけ抑えておきましょう!

 

 

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補聴器 一番評判がいいのはどこ!?

こんにちわ。たたくろです。30代の子育て中の主婦です。
今日は補聴器について。

我が家の話

私の両親はどちらも70歳手前の老齢です。
どちらも大きな病気もなくとりあえず健康ですが、数年前から父の耳が聞こえづらくなっていることに気付いていました。
最初は「お父さんも歳だなー」くらいの感覚だったのです。
ですが次第に母が「テレビの音量がどんどん大きくなってる」と私に愚痴を言うようになってきました。

私は年に数回しか帰省しませんが、一緒に住んでいる母は父の聴力の悪化を目の当たりにして不安に感じていたようです。
話がかみ合わない、頼んだ買い物を間違える、聞こえているんだかいないんだかよく判らない、これってもしかしてボケたのかな?
確かに私も、帰省する度に父と会話しづらくなっているように感じました。
そこで、

  • 「お母さん、お父さん補聴器つけたほうがいいよね」
  • 「一緒にお店に行ってみたら?」
  • 「耳が聞こえないと頭もボケやすくなるんだって~」

そんな話を母にするようになったのです。
しかし、父は母の勧めにも頑として応じず。
子供を連れて帰省しても、父に遊びに連れ出してもらうのは不安に感じてきていました。
そこで、自分でも補聴器のことを調べるようになったのですが…

60代の男性に評判のいい補聴器は

補聴器を買うというのは実は結構大変なのです。
こんなのを母に丸投げしたってできるわけないと反省しました(-_-;)
何故なら、補聴器には本当にピンからキリまで色々あり、性能も様々、値段も1000円台~両耳でゆうに100万は超えるものなど多種多様なのです。
そこでやっぱり、評判が気になります。

60代の男性に評判のいい補聴器は…

と、調べた結果、全ての人にとって評判のいい補聴器は存在しないことが判明しました(^^;)
何故なら、難聴の種類や聞こえ方の感覚の違いにより、一人ひとり聞こえの状態というのは異なるのです。
だから、同じ補聴器でもAさんにはピッタリ、Bさんには合わない、ということが往々にしてあります。

イメージとしては、

銀歯や差し歯をネットやお店で買って歯医者さんでつけてもらう

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という感じでしょうか。当然、歯並びや生え方や歯の形は一人ひとり異なるので、そんなことをしたら違和感がありますよね。

補聴器を買うなら 事前に難聴の種類を知ろう

補聴器は、評判で選んで自分で買うのではなく、まず

難聴の種類(タイプ)を知ること

が大切です。
難聴には大きく分けて

  • 伝音声難聴…耳に問題があって音が伝わりにくくなっている
  • 感音性難聴…神経系の機能障害により聞こえにくくなっている
  • 混合性難聴…伝音声と感音性の両方が混ざっているもの

の3種類があります。

つまり、一口に耳が聞こえづらいと言っても、その原因は様々なのです。
難聴の種類によっては治療で治るものもありますし、補聴器で聞こえがよくなるもの、なりづらいものがあります。
また、補聴器の機能によって、その難聴に合う・合わないの問題も出てきます。
つまり、補聴器を意識したら、まずはお店に行くのではなくて、耳鼻科へ行きましょう。
加齢での難聴は「感音性難聴」の可能性が高いですが、きちんとした聴力検査をしてもらうことで、治療や補聴器の必要性などを知ることが大切です。

ネットで補聴器を買えば格安!のキケン

インターネットで「補聴器」と入れて検索すると、格安のものが沢山出てきますね。

ですが、安い補聴器をネットで買うというのは、とても危険です。
何故なら、「耳の形」「難聴の種類や程度」「聞こえる感覚」は一人ひとり異なるものなので、装着感や使用感は試してみないと良しあしが判断できません。

それを、実物も見ないで値段や評判、性能だけを聞いて買ってしまえば「合わない」「補聴器が嫌になる」などのリスクを負うことになります。
使い心地のいい補聴器と出会えれば生活の質を上げてくれることになりますから、安いからという理由で購入するのは避けたいところ。
どうしてもネットで買うなら、まず耳鼻科やお店へ行った上で、はっきりとほしい商品が決まってからにしましょう。

また、補聴器購入の際に助成金や補助金が支給されるケースもあります。
それについては 親が補聴器 補助金や助成金が出るって本当?手続きや金額は? もご覧ください。

まとめ

歳をとって耳が聞こえづらいと感じたら、すぐにお店に買いに走らないこと。
まずは耳鼻科へ行って難聴の種類の特定や聴力検査をしてもらいましょう。

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ちなみに、それぞれの地域には 補聴器相談医 の医師がいます。耳鼻科にかかるなら、この補聴器相談医がいるところにかかるのがお勧めですよ。

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