高尾山

親が補聴器 補助金や助成金が出るって本当?手続きや金額は?

60代、70代になって、耳が聞こえづらくなってきた両親。
そろそろ補聴器の購入を検討したいけど、補助金や助成金があるらしい。
手続きや金額について知りたい!

 

 

スポンサードリンク

補聴器を買う時に補助金や助成金が出るの?

こんにちわ。たたくろです。
30代子育て中の主婦ですが、親がそろそろ老齢。
父の耳が聞こえづらくなり、補聴器の購入を考えるようになりました。

ですが「補聴器」とネットで調べてみると、値段は1000円台~数十万円まで様々、機能や形態も多種多様です。これは簡単に選べそうにありません。
とりあえずやっぱり「安いものだと性能がよくないよね」と思って色々調べてみるわけですが、そのうちに

「補聴器の購入には住んでいる市町村から補助金がもらえるらしい」

という情報をみつけました。
おお!これはラッキー!ぜひ利用しなくちゃ!と思って、リサーチしてみました。

補聴器購入の補助金や助成金。どうやってもらえる?

調べてみたところ、

「ずばり、補聴器の購入に対して補助金がでる」と言うことではありませんでした。

聴覚障害者が補助器購入をするときに助成が受けられるという意味だったのです。
つまり「耳が聞こえづらくなってきたので補聴器買います」「それは大変ですね。じゃあ補助金を出しましょう!」ということではありませんでした…(^^;)
まず最初に、障害者手帳を交付してもらう必要があるようです。
以下で、障害者手帳を交付してもらい、補聴器購入の補助金や助成金をもらうための流れを説明していきます。

役所で身体障害者診断書をもらう

補助や助成を受けるための第一歩は、役所に行くこと。
障害福祉課で「身体障害者診断書」の書式をうけとります。

指定医にかかる

身体障害者診断書を書いてくれるのは障害者認定医として指定された医師だけです。役所では診断書をもらう時に指定医のことも教えてくれますから、役所でもらった診断書を持ってそこにかかりましょう。
聴覚障害者だと認定してくれる場合には診断書を書いてくれます。

診断書を持って役所へ

指定医に書いてもらった診断書と写真・印鑑(お住まいの市町村に確認してください)を持って役所の障害福祉課へいきましょう。障害者手帳の交付には1~2カ月かかることがあるようです。

スポンサードリンク

指定された耳鼻科へ

障害福祉課で指定された耳鼻咽喉科にかかり、補装具についての意見書を書いてもらいます。この意見書には、「補聴器はこのような種類のものが適していますよ」というようなことを書いてくれます。場合によってはお住まいの都道府県の障害者福祉センターで補装具の処方・適合判定を受ける必要があることも。

意見書を持って補聴器販売店へ

指定医に書いてもらった意見書を持って、医師や役所に紹介された(または自分で決めた)補聴器のお店へ行って、意見書に見合うような補聴器の見積書を出してもらいます。

役所に各書類を提出

医師の意見書、補助や助成の申請書、見積書を持って役所にて補助金・助成金の申請をします。

いやはや、結構大変なんですね。
助成を受けられるのは最低でも2カ月は先ですね…

手順については市町村ごとに多少異なるかもしれませんが、大体このような流れです。障害福祉課に書類を提出する際には丁寧に教えてもらえるはずです。

補聴器の補助金や助成金の金額は?

障害者手帳を交付してもらえば助成金をもらえることは解ったけれど、それじゃ具体的にいくら助成してもらえるの?ということについてです。

金額については一概には言えませんが、医師の意見書に従った見積書のものなら全額助成してもらえます。助成金は「補装具支給券」という形でもらえるので、お店で補聴器と交換する形です。
税金の額によっては一割負担になることもあります。

つまり、意見書や障害者福祉センターでの判定が「障害の度合いにより、より高性能(高価な)補聴器が必要」ということであれば、助成金の額があがり、それに見合った高価な補聴器と交換可能な支給券がもらえるわけですね。
しかしここは役所が判断する部分なので、金額については明確にいくらとは言えないのです。

まとめ

補聴器購入のために助成金や補助金を受けるためには

  1. 指定医で障害者の診断書を書いてもらう
  2. 障害者手帳を交付してもらう
  3. 補装具についての意見書をもらう
  4. お店で自分に合ったものの見積書をもらう
  5. 申請

という5段階ステップで、時間もかかります。思ったより大変なんですね…。

スポンサードリンク

補聴器の購入を検討しているなら、とりあえずは障害者手帳の交付だけでも早めに済ませておいてくださいね。

スポンサードリンク

-高尾山