
旭川観光夏のおすすめは「天空の花畑」予想外に行きやすかった!
旭川観光と言えば動物園やラーメン、美術館などが有名ですが、実はすぐ近くに夏限定の大自然スポットがあるんです。
天空の花畑、意外と行きやすくてお子様連れやデートにもお勧めです!旭川に行くなら是非行ってほしい!
旭川観光 夏だけの自然スポット
旭川と言わず、北海道はまず夏がおすすめです。
北海道は寒い期間が長く、夏は7月中旬から8月中旬の1ヶ月程度しかありません。この時期に様々な種の花が咲き誇ります。
北海道と言えば自然や広い大地ですから、やっぱり動物園よりもラーメンよりも風景や自然をおすすめしたいです。
青空の下に広がる雄大な大自然を満喫できるのが、夏の北海道の醍醐味。
何はなくても、景色を見ているだけで癒されます。
というわけで、旭川近郊の夏の大自然スポットをご紹介いたします!
旭川観光 おすすめは大雪山!
短い夏の北海道の自然を楽しめるおすすめ自然スポットは…
大雪山
です!
大雪山は「大雪山系」とも呼ばれるように、2000m級の山々が連なった火山群。
北海道中央部に位置し、国立公園(大雪山国立公園)にも指定されており、総面積は226,764 ha(神奈川県とほぼ同じ広さ)にも達するそうです。
大雪山系の最高峰は旭岳(2291m)ですが、この国立公園自体が高緯度に位置しているため、本州の3000m級の山岳に匹敵する自然環境があるのです。
というのはつまり、1000mお得に高山帯の体験ができてしまう!ということ。
可憐な高山植物に出会える他、森林限界(高木が生育できなくなる限界高度)を超えた、低木だけが山肌を覆う不思議な景観も見られます。
旭川観光 天空の花畑へのアクセス
そんな大雪山ですが、
「登山はちょっと…」「装備を持ってないし…」
と、及び腰にならなくても大丈夫ですよ。
今回ご紹介するのは、大雪山系のうち
- 旭岳
- 黒岳
ですが、どちらもロープウェイやリフトで上の方までさくっと行けて景色を楽しめてしまうのが嬉しいところ。長時間歩くこともないので、本格的な装備でなくても、スニーカーと長袖・長ズボンでOKです。
そして、どちらも旭川からは1時間半程(車)で行ける場所にあり、日帰りで楽しめてしまうんです!
旭川から黒岳(層雲峡)のロープウェイ乗り場までのアクセス
【公共交通機関】
JR旭川駅から道北バス81番層雲峡線にて終点下車(約2時間・片道2100円)。
【車】
国道39号線を網走・北見方向へ1時間半。
【ロープウェイ】
ロープウェイで5合目(標高1300m)まで登った後、200m歩けばリフト乗り場。
リフトでは7合目(標高1520m)まで行きます。
7合目からは1時間半程の登山で山頂(1984m)に行くことができます。
山頂には高山植物のお花畑が。小さな小さな高山植物ですが、可憐で鮮やかな花が青空を背に山肌に広がってる景色は、まるで天空の花畑。
もちろん5合目、7合目まででも雄大な景色が楽しめます。
ちなみに、高山植物は7合目あたりから。5合目ではまだ木が生えています。
ロープウェイの早朝出発便もあり、運が良ければ雲海を見ることもできます。
旭川から旭岳のロープウェイ乗り場までのアクセス
【公共交通機関】
JR旭川駅から旭岳(ロープウェイ山麓駅前)まで、バス(いで湯号)で約1時間20分・1430円。(一日4便)
【車】
旭川駅から道道1160号線に乗り1時間10分。
Google mapはこちら
【ロープウェイ】
ロープウェイの旭岳山麓駅から10分ほど、眼下に広がる絶景を楽しみながら乗っていると、姿見駅に着きます。
そこはすでに高山帯。地面に生える小さな高山植物や、木の生えない不思議な景観を楽むことができます。
姿見の駅からは1時間ほどの周遊コース(一周約1.7km)を周ってみるのがおすすめ。
可憐な花の群落やシマリス、異世界に来たような噴気孔など見所がたくさんあります。
おわりに
登山というと敷居が高い気がしてしまいますが、大雪山は旭川から簡単にアクセスでき、気軽に登ることのできる素晴らしい自然スポットです。
美しい花々の姿がみられるのは夏の一時期だけですから、ぜひとも過酷な環境に生きる高山植物特有の命の輝きを見に行ってくださいね。