ご祝儀袋 友達の結婚式で3万円包む場合の袋の種類やグレードは？
友達の結婚式に出席することになって3万円のご祝儀を準備するとき、どんなご祝儀袋に入れますか？
実は包む金額や渡す相手によって袋の種類が違うんです。
友達の結婚式に適したご祝儀袋のご紹介です。
ご祝儀袋 友達の結婚式で3万円包むなら？
結婚式用のご祝儀袋を買いに行くと、文房具店などで色んな種類の素敵なのし袋が売られていますよね。
立体的な水引が付いた豪華なものから、洋風でポップなデザインのもの、封筒に水引が印刷された簡易なものまで様々。これだけ種類があると選ぶのも迷ってしまいます。
例えばアラサーの女友達の結婚式に3万円を包むとしたら…
何となく赤やピンクの可愛らしいものを選んでしまいますね。
値段にして500円周辺くらいでしょうか。
でも、鶴や亀の立派な水引がついたものなど1000円、2000円以上する袋もあって、何やらのし袋にもグレードがあるようです。
値段の高い袋って、誰がどんな時に使うのでしょうか？
ついつい自分の好みの可愛いデザインのものを選んでしまったけれど、これで合っているのかちょっと気になりますよね。
包むご祝儀の額によって袋を変える！
実は、ご祝儀袋というのは中にいれる金額によって袋のグレードも異なってくるんです。
鶴や亀の水引が付いた豪華な袋は、ご祝儀5万円～10万円など額が多い時に使うものです。
つまり、中身が豪華なら外側もそれに準じたものにするってことですね。
関係ないけど芸能人の「ご祝儀100万円」なんていうのはどんな袋にいれるんでしょう…金箔付きとか？(^^;)
まあそれは置いといて、友達に3万包むのならその金額にふさわしい袋というのがあり、
このように立体的な鶴さんのついた袋では見かけ倒れになる可能性があります。
また、白地に結びきりの水引だけでは、ちょっと簡素過ぎたりもします。
ご祝儀の額と袋の格が合っていないと失礼に当たりますし、マナー知らずで恥をかくことになってしまいます。
3万円包むならどんな袋がふさわしい？
結婚式のご祝儀で3万円を入れるのなら、500円程度までのできるだけシンプルな水引の袋が適切でしょう。
結婚式の場合の袋の上書きは、御結婚、御祝、寿。
サイズは、大体10cm×18cmくらいのもの。
基本は紅白の封筒に金銀の水引ですが、友達ならもう少しカラフルなものでも大丈夫でしょう。（会社の同僚などあまり親しくない場合はシンプルにした方が◎）
水引はあまり立体的なモチーフや大きなものは避けましょう。
ご祝儀が5万円、10万円になってくると、袋のサイズも一回り大きくなってきます。
ご祝儀袋 結婚式用には種類がある！？
実はご祝儀袋には種類があり、結婚式で使えるのは水引が「結び切り」になっているものです。
結び切りというのは、つまり結び目がほどけないようになっているということです↓
水引の端と端を持ってきゅっと引っ張ると、結び目がほどけずに締まるものですね。
結んだらほどけないということから、つまりこの結婚がほどけず離婚しないという縁起を担いで、結婚式では結び切りのものを使うのが常識。
逆に出産やその他のお祝いなど、何度あってもいいものは蝶結び（ほどいて何度も結び直せる）の水引にします。
ご祝儀袋を買う時には裏を見ると用途がかかれていますから、そこに「出産」と書いてあったら結婚式用には使えません。
また、最近では色々なデザインの袋が出ているので、結婚式用と書かれていても蝶結びに見えるデザインもあったりします。
こういったものは、もちろん使えないことはないですが、相手が見た時に不快な気持ちになることも無きにしも非ず…なので、できればはっきりと結び切りに見えるものを選ぶのが無難。
ちなみに、蝶結びは大体が真ん中の結び目から線対称になっています。
水引のデザインがアシンメトリーになっているものは、輪っかが2つあって蝶結びのように見えてもちゃんと結び切りになっているようですよ。
まとめ
ということで、友達の結婚式で3万円のご祝儀を包む場合は、500円程度の結び切りのご祝儀袋を使いましょう。
また、デザインや色は「自分が好みだから」ということではなく、贈る相手によって選ぶといいと思います。
男友達に贈るならブルーやグリーン系の色、女友達ならピンクなど。
マナーを守るというのは恥をかかないためですが、きちんと理解して守ることで自分でも自信をもって出席できますよ！