
【暑中見舞いの終わり方】結びの言葉文例 文末の締め方は?
暑中見舞いを書く時、終わり方には気をつかいますよね。
心のこもった感じのいい結びの言葉がなかなか思いつかない!という方は、是非こちらの文例をご利用ください♪
文末の締め方も載せました!
暑中見舞いの終わり方は?
暑中見舞いを書いていて、気になるのが「終わり方」ですね。
暑中見舞いとは、夏の一番暑い時期に、知人友人の健康や安否を気遣うための挨拶状。
特に意味のある内容が書かれているわけではなく、
やりとりそのものが「礼」であるため、
言葉の言い回しや文章の構成が割と形式的です。
出だしは「暑中お見舞い申し上げます」なのはわかるけど、
終わり方は…?
と、文末で筆が止まることもあるのではないでしょうか。
また、
◇自分の書いた暑中見舞いの終わり方は形式に沿ってるかな?
◇好き勝手なことを書いちゃったけど形式から外れてるかな?
などなど、気にされる方もいらっしゃると思います。
暑中見舞いの基本構成
暑中見舞い状の基本的な構成は
- 暑中お見舞いの挨拶
- 時候の挨拶
- 相手の安否をうかがう言葉
- 自分の近況
- 結びの言葉
となっています。
結びの部分では、相手の健康を気遣う言葉(くれぐれもご自愛くださいなど)で締めくくられるのが一般的。
あまり形式にこだわりすぎる必要はないですが、
あくまでも「お見舞い状」なので、相手の健康を気遣う言葉で締めくくるのがふさわしいですね。
これ以外の
「近々会いましょう」
「お中元ありがとうございました」
などの内容は、文中か追伸に含めるといいでしょう。
暑中見舞いの文例 結びの言葉集
暑中見舞いを感じよく終わらせるにふさわしい、結びの言葉の文例集です。
- 暑さ厳しき折、ご自愛ください。
- 酷暑の折、ご自愛ください
- 暑さ厳しき折から、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。
- 暑さの厳しい時期ですが、○さんやご家族の皆様が健やかに過ごされますよう、心よりお祈り申し上げます。
- まだしばらくは暑さも続きそうです。皆様くれぐれもご自愛くださいませ。
- これから夏も本番、暑い日が続きそうです。くれぐれもご自愛ください。
- ますますの酷暑、夏バテや熱中症にはくれぐれも気を付けて夏を乗り切ってください。
- 寝苦しい夜が続きますが、夏バテ・夏風邪には十分にご注意ください。
- 連日の暑さですが、夏バテなどなさいませんよう、お元気にお過ごしください。
- この暑さももう一息の辛抱と思います。体調にお気をつけてお過ごしください。
お身体ご自愛ください…?
ちょっと注意が必要なのが「ご自愛ください」の使い方。
ついつい「お身体くれぐれもご自愛ください」などと使ってしまいますが、
この使い方、実はちょっとおかしいんです。
ご自愛=自分(身体・心)を大事にすること
ですので、「お身体」を入れてしまうと二重になってしまうんです。
「くれぐれもご自愛ください」が正しい使い方です。
暑中見舞い 文末は何て書くもの?
結びの言葉を書いた後、文末には何を書くものでしょうか?
「敬具」や「かしこ」「草々」などを入れるのかな…?
と気になります。
ですが、暑中見舞いには上記のような結語は要りません。
文頭に「拝啓」などの頭語を使わないからです。
ですので、結びの言葉の後は
◇平成○年 盛夏
◇平成○年○月
と年号・月や「盛夏」などの言葉を入れればOKです。
仲のいい友達や家族宛てなどでは
◇平成○年○月 ゴーヤも萎れる真夏日に
などとひねっても楽しいですね。
まとめ
暑中見舞いは、ハガキで出す以外にも、
便箋やメールなどで出すこともありますね。
しばらくぶりの相手には、結構なボリュームの手紙になってしまうこともあります。
ですが、結びだけでも「相手の健康や体調を気遣う言葉」で締めくくると、
マナーを守った季節の挨拶といった雰囲気が出ます。
文末は迷うこともありますが、年号と月ですっきりと締めくくるといいでしょう。
ただ、マナーや形式を守るのは大切ですが、
気持ちを伝えることこそが、手紙の本来の目的です。
是非楽しんで書いてくださいね。