12月 年間行事

クリスマスツリーのオーナメント 意味を知って本場風の飾り方に!

2017/12/11

クリスマスツリーに飾るきらびやかなオーナメント。
色んな色や形のものがありますが、実はあの飾りにはそれぞれ意味があるって知ってました?
本場風の飾り方についてもご説明します。

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クリスマスツリーのオーナメント 実は意味があった!

クリスマスツリーにつける、色々な飾り物。
特にキラキラした丸いボールは
クリスマスの到来を感じ、心が躍りますよね。

子供も、あの丸い飾りには何故だか触りたくなっちゃうみたいです(笑)

ですがあの丸いキラキラボール、
実はただの装飾品ではありません。

「オーナメント」と言って、
クリスマスの象徴的な飾り物なのですよ。

そして、1つ1つちゃんと意味があるのです。

クリスマスツリーに込められた深~い意味

クリスマスツリーは、12月になったら引っ張りだしてくる
ただのお飾りではないんですよ。

ということで、ツリーに込められた意味についてです。

冬といえば、木々は葉を落として枯れ木になって
しまいますね。

でも、クリスマスツリー(モミの木)は冬でも緑の葉を
つけています。これは常緑樹だから。

このことから、
厳寒の冬でも葉をつけたままのモミの木は、
生命力や不死の生命の象徴とされています。

ツリーといえば、ニトリなんかで沢山売り出されてますが、
そんな深い意味があったんですねぇ。

こちらは北海道ですので、冬の寒さは厳しいです。
何もかもが凍り付き、まさに「死」を思させる寒さ。

そんな中でも枯れ落ちず、青々と茂ったままの常緑樹に、
特別な念を抱いた気持ちはすご~くよくわかります…

というのはさて置き、
次はオーナメントの意味を見て行きましょう!

赤いボール

人間の始祖たるアダムとイブ、
そして彼らに知恵を与えたとされるリンゴの実🍎を表しています。
豊穣の象徴でもあります。

また赤い色は、磔刑にされたキリストが流した血の色とも。

金色

キリストの権威や王位、尊厳や高貴さの象徴。
king of kings、lord of lords(王の王、主の主)たる
キリストにふさわしい捧げものなどの象徴。

キリストが誕生した時に東の空に輝いた「ベツレヘムの星」
の輝きなども表します。

神の栄光や清らかさ、純潔などを意味します。
罪のゆるしの象徴でもあります。
装飾では、白の代わりに銀色が使われることも多いですね。

トップスター

ツリーのてっぺんにつける星のことですね。

キリスト生誕時に東の空に輝き、賢者たちを導いた
ベツレヘムの星を表しています。

ベル(鈴)

キリストの誕生を知らせる天使が持っていた生誕のベルを
表しています。
お祝いや喜びの象徴でもあります。

また、羊がはぐれて迷子にならないためにつける
ベルを意味することもあり、
これは、人々が迷わず神の元にもどってこられるように
という意味合いです。

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天使

キリストの誕生を祝う天使たち。
キリスト降誕の際には、天使たちが喜びの歌を歌い踊っています(#^^#)

杖(キャンディケーン)

持ち手が曲がった、赤と白のストライプの飴の杖。
あれは、羊飼いたちが持つ杖を示しています。
羊をまとめるための必需品です。

また、羊たち(人間)を導く羊飼い(キリスト)の
象徴でもあります。

クリスマスツリーのオーナメントのきれいな飾り方

さて。

クリスマスのオーナメントについて説明しました通り、

◆赤いボール
◆金・白(銀)の装飾
◆ベル
◆天使
◆杖

というのが、キリスト教の伝統に沿った
ベーシックなオーナメントということになります。

キリスト誕生の物語に思いを馳せながらオーナメントを飾ると、
なかなか感慨深いものがありますよね。

あのツリー1本で色々と表しているものがあるんですねぇ。

もちろん、
後の時代ごとにもっと色々な要素が取り入れられたり、
また近年では象徴にはあまりこだわらない、
飾りとして華やかできれいなものも多く取りれられています。

それもそれで美しいのでよしとしましょう(*^^*)

では次に、ツリーをきれいに飾るためのコツを
ご紹介していきますね。

お洒落なツリーにするコツ

  1. まずはツリーを組み立て、葉っぱの部分を広げてボリュームを出す。
  2. 電飾を飾っていきます。
  3. ガーラント(ふさふさの帯のような飾り)を巻き付けていきます。
  4. オーナメントを飾ります。一種類ずつ(まずは赤いボール→次は金のボール…のように)飾っていくのがバランスよく飾り付けるコツです。
    一緒くたに飾ると、気付かないうちに色むらに。
  5. 最後にてっぺんにスターをつけて完成。

ボールオーナメントは、サイズの大きいものを下の方に、
小さいものを上に飾るとバランスが取れます。

サイズの大きいものから先に飾り付け、
小さいもので隙間を埋めるようにして行くとバランスよく
飾れます。

オーナメントの数や量はどのくらい?

オーナメントは、ツリーの表面積の約20%くらいにすると
バランスがよく、見栄えがするようです。
またツリーの高さに対して、ボールの直径も大切です。

以下は目安になります↓↓↓

◆90㎝のツリー…直径3㎝/4㎝のボール約70
◆120㎝…直径4㎝/5㎝のボール約120
◆150㎝…直径4㎝/5㎝のボール145、直径7㎝ボール24
◆180㎝…直径5㎝/6㎝のボール168、直径7㎝ボール36
◆210㎝…直径5㎝/6㎝のボール200、直径7㎝ボール60

ボールの数を調整して、他の飾りに置き換えてくださいね。

まとめ

クリスマスツリーのオーナメントの意味や象徴、
またツリーの飾り方のおはなしでした。

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最近のツリーは本当に色んな飾りがあって、
見ているだけでも楽しい、きれいなものが多いですが、
クリスマスの意味を説明しながら子供と一緒に飾りつけ…
なんていうのも素敵ですから、是非参考にしてみてくださいね。

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