
高尾山の初日の出 出発時刻や所要時間は?服装や防寒対策も
2017/11/21
元旦の朝は高尾山で初日の出を見る!という方へ向けて。
山麓を出発する時刻や所要時間など、スケジュールを組むのに必要な情報をまとめました。また、服装や防寒対策についても。
高尾山の初日の出 出発時刻や所要時間
年末年始の高尾山は2つの理由で混み合います。
それは…
まず、中腹にある薬王院への初詣。
それから、山頂で見られる初日の出。
着物姿で、明らかに初詣だけの人もいますが、
夜中に初詣を済ませ、
山頂で日の出まで待機する人も結構います。
というわけで、普段は静かな夜の山も、
この時ばかりは大晦日の夜から大賑わいです。
今回の記事は、初日の出を見に行く人へ向けて
- 何時頃に登山口を出発すればいい?
- 山頂まではの所要時間はどのくらい?
- 山頂には何時くらいに到着しておけばいい?
- 防寒対策はどんな感じ?
などの疑問をまとめましたよ。
いい場所で初日の出を見たいなら
高尾山頂で初日の出が見られる時間は
6:45~6:50くらいの間になります。
ですが、
この時間に間に合うように登り始めるのは
ナンセンス。
山頂のベストスポットで日の出を見たい(撮影したい)人は、
何と去年のうちに登頂して陣取っているのです。
その場合、寒い中での徹夜覚悟。
ベストスポットでなくそこそこの場所でいいなら
12時過ぎに登山口を出発~2時~3時には登頂
くらいを目指してください。
ちょっと早いような気もしますが…
大丈夫、早いことはありません。
というのは、日付が変わってから日の出までは、
やって来た人が頂上で待機しているので、
どんどん人が増えてくるのです。
そうすると、
ある時点で薬王院から先に入山規制がかかり、
山頂へは行けなくなってしまうのです。
(規制の有無や時間は混雑具合によります)
入山規制についてはこちらもどうぞ↓↓↓
というわけで、
規制前に登っておくためにも、早めの時間がおすすめなのです。
また、規制ぎりぎりで滑り込んだとしても、
その時点では既に混雑しているので、
見晴らしのいい場所で初日の出を見ることは不可能。
というわけで、山頂で初日の出を見たいなら
12時過ぎに出発し、2~3時までの登頂を目指しましょう。
ただしベストスポットからいい写真を撮りたいなら
やっぱり徹夜ですね(;^_^A
元旦の雰囲気を味わいたい程度なら
ですが、太陽はどんどん登って来ますので、
山頂で見られなくても登山中に見られます。
「何となく初日の出の雰囲気だけ味わえれば」
という人は、
2時くらいに登り始め、規制前に頂上に滑り込めれば
「初日の出を皆で体験する」という一体感は味わえます(笑)
ただし、ご来光が近づいてくるにつれ、
人が増えてくるので、
到着前に規制がかかってしまう可能性も。
登山の所要時間 どのくらいかかる?
普段の高尾山であれば、
登山口を出発して1~1時間半程で山頂に着きます。
ですが、大晦日から元旦にかけては
そうはいきません。
ケーブルカーは一晩中動いていますが、
1時間以上待たされることもあります。
登山道も混み合っているので、
普段通りのペースで登るのは無理です。
というわけで
2~3時間を見込んでおくのが無難です。
寒さと眠さに耐えて徹夜しなくても当日でいいよ!
という人が3時~から登り始めるので、
明け方の時間帯が混雑のピークになります。
おすすめコースは…
一度、12時過ぎから友達と登ったことがあります。
その時はモコモコの格好で行きましたが、
あまりに寒すぎて嫌になりました。(^^;)
山頂で待つ時間が一番辛いんですよ。
というわけで、体力に自信のない人は
5時過ぎくらいから登り始め、
薬王院のある中腹で日の出を眺め、
初詣のお参りをして戻ってくるのがおすすめです。
高尾山の初日の出 服装について
1月の高尾山。
登山中は体がポカポカし、それ程でもないですが、
山頂で待機していると体が冷え切ってきます。
山頂の気温は、
下界(八王子の気温)マイナス3~4℃程
になりますが、山頂は風が通るので、
体感温度としてはそれよりも寒いです。
おそらく氷点下になるでしょう。
というわけで、初日の出を見に行く時の服装を
見て行きましょう。
登る時は薄着、待機中は着込む
歩いて登る場合、氷点下でも汗をかきます。
その汗が冷えると寒くなる原因となるので、
できるだけ汗をかかないよう、
薄着で登るのがおすすめです。
そして、頂上に着いたら着込みます。
【登山中の服装】
- 汗を発散させやすい化繊のインナー
- セーターやフリース
- 薄手のダウン
- 厚手のタイツ
- 冬用のパンツ
- トレッキングシューズ
綿の衣類は絶対ダメ
普段の高尾山はスニーカーで十分ですが、
この時期は道が凍り付いていることもあるので
トレッキングシューズがおすすめです。
さて、上記は登山用の服装になります。
身体を動かしているうちはこれで十分ですが、
山頂で何時間も待機するなら、
更なる防寒装備が必要になってきます。
かなり寒い!高尾山初日の出の防寒対策
風通しのいい山頂で何時間も待機していると、
とにかく冷えます。
もう寒いの一言です。
低体温症で搬送される人もいるそうです。
というわけで、待機中の防寒対策について。
初日の出を見るための防寒対策
2章では登山中の服装を書きましたが、
その上に更に着るものが必要です。
【待機中の防寒対策】
- ロング丈のダウン(スキー・スノボ用のウェアなど)
- ズボンの上からダウンパンツ、もしくはレインウェア
- 厚手の靴下
- ホッカイロ(靴用も)
- ネックウォーマーかマフラー
- 手袋
- 帽子
- 厚手・断熱の敷物
(ただし混雑で敷く場所がないかも) - 温かい飲み物など
ちょっと大げさに感じるかもしれませんが、
数時間待つならこれくらいの装備が必要です。
ただし登山中にこれらを着込んでいると
汗をかいて冷えるので、
登山中はできるだけ薄着で、
待機中に着込むようにしてくださいね。
まとめ
高尾山で初日の出を見るための
時刻や服装情報などでした。
山頂のいい場所でご来光を見たいなら
12時スタート~2時到着、
初日の出気分を味わいたい程度なら
2時スタート~4時到着くらいで
規制前に頂上に滑り込んでください。
そこまで寒い思いをしたくない!
という人は、
5時出発で薬王院でご来光を。
頂上で待つ予定の方は、
寒さ対策を万全にしていってくださいね。