【夫婦喧嘩から仲直りの方法】きっかけは転がってるものじゃない。

夫婦喧嘩で互いに責めあって、もうこの人とは解り合えない、疲れた…という時。
考え方をちょっと変えてみませんか？喧嘩はいい夫婦になる大切なきっかけでもあります。

夫婦喧嘩をやめて仲直りしたい！

浮気やお酒やギャンブルはちょっとまた別ですが、意見の違いなどのごく些細な原因から始まる夫婦喧嘩も、意外と大きく発展したりします。
連絡をしてくれなかっただの、ここはこうするべきだの、原因は本当に小さなことなんですけれど。

でも、お互いに責め合っていても何も変わりません。
大喧嘩してそれで何かお互いに得るものや伝わるものがあればいいんですが、大抵は傷ついて疲れて、相手への憎しみが増すだけ…
傷つくだけの喧嘩を繰り返してもエネルギーの無駄ですし、夫婦関係がどんどん悪くなってしまいます。

では、夫婦喧嘩をしないためにはどうしたらいいでしょうか。

可愛く謝ったり、プレゼントをしたりしてその場を取り繕っても、それは一時的なこと。
また数日経てば些細なイライラが募り、我慢できなくなればやがてまた喧嘩になります。それを繰り返すうちに謝罪も贈り物も効かない険悪な夫婦仲になってしまうのです。それでは意味がないですよね。
実は、夫婦喧嘩をやめる＆しないために、いちば～ん大切で基本的な方法は、

相手の立場に立って考える

ことなんです。何だかとっても当たり前のように聞こえて、実は実行するのが難しいのがこれなんですね。

例えば、ちょっと考えてみましょう。
お風呂が沸いた時に、「お湯が冷めちゃうから」という理由で湯船に蓋をする人がいます。
逆に、「寒いから浴室全体を湯気で温めよう」という理由で蓋をとる人もいます。
まったく反対の行動ですが、それぞれの考えがあって蓋をしたりとったりするんですね。

夫婦喧嘩になったときも、「相手が何故そういう発想になるんだろう」「何故そういう行動になるんだろう」っていうところに気持ちを馳せるのが、喧嘩を収める一番の近道なんですが…

意外とできないんですよね(^^;)
自分のやり方や考え方と違うと、つい腹が立って相手を攻撃してしまうんです。

夫婦喧嘩からの仲直り方法「相手の立場に立って考える」ってどうやるの？

夫婦喧嘩で怒りが煮えたぎっている時こそ、相手の立場に立って考えることの効果は大きいです。

ですが、「でも相手の立場に立って考える」ってなかなか難しいんですよね。
そんな時は、相手がその行動をとる理由を想像してみてください。
これなら意外とカンタンですよ♪

大好きなお菓子が目の前にあるのに食べない理由…想像つきますね。ダイエットしているからです。
これと同じように、相手がそうする理由を考えてみましょうよ。例えば…

【夫が毎日帰宅が遅く、帰ってからも家のことは一切やらず、パソコンに向かって仕事のメールをしている】

この状況に対して不満のある妻の胸中というのはこんな感じでしょうか↓

では、妻が上記のように怒っているのを知りながら、それでも仕事を続ける夫なりの理由はどうなんでしょうか。
夫だって妻を怒らせたくないですし、帰ったら休みたいはずなのに、それでも仕事にかじりつく理由…多分こう言う感じになるとおもいます↓

自分の気持ちに集中していると、相手が悪い！腹立つ！としか思えませんが、相手の立場に立って考えてみると、夫の不満も見えてきますね。

なるほど…夫には夫の考えがあって、帰宅後も仕事をしているのか。

こう認識できた時点で、怒りはだいぶ冷めているはずです。

無理矢理従わせたり、口先だけ謝ったりするよりも、相手の立場に立って考えることこそが仲直りにつながりますし、この積み重ねが夫婦関係を良くしていくんです。

夫婦喧嘩から仲直り　よりよい関係を築くきっかけに

さて、相手の立場に立って考えることができたら、もう喧嘩は終わったも同然です。
お互い攻撃し合うことをやめれば自然と「建設的な話し合い」になっていきます。
今度は紙とペンを用意して、双方の主張ポイントを箇条書きにして、具体的な解決策を出していきましょう。

夫婦喧嘩から仲直りするきっかけなんて、そこらへんに偶然転がっているものではありません。
相手を理解しよう・近づこうという思いと努力がなければ、その場だけ喧嘩を収めてもまた繰り返します。

喧嘩になったらそれはいい機会ですから、是非「相手の立場に立って考える」訓練をしてみてくださいね。人間としての修行にもなります(^^)

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