体と心

お葬式での真珠の色、白よりも黒やグレーをつけるべきか?

お葬式でのアクセサリーは、定番は真珠の一連のネックレスです。
ですが、気になるのが「色」。
基本は白、とは言いますが、黒やグレーなどをつけている人も。
弔事なら黒っぽい色の方がふさわしい気もしますが、正しいのは白、黒どっちでしょうか?

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お葬式でつける真珠のネックレスの色は

お葬式につけていくアクセサリーというと、
真珠のネックレスというのが定番になっています。

真珠は「涙」を表す宝石なので、
お葬式で付ける真珠は「悲しみの涙」です。

ですが、気になるのが真珠の色。

◆ピンク
◆ゴールド
◆グレー
◆グリーン
◆ブラック

などなど、
白以外にも様々な色味の真珠があります。

弔事の場でピンクやゴールドがNGなのは
解りますが、
黒系だとむしろ弔事にふさわしい気もして
判断に迷いますね。

色付き真珠はどういう位置づけ?

冠婚葬祭、何に使っても間違いないのは白。

真珠の色は白が一番ベーシックです。

それに比べて天然ものの色付きの真珠は希少です。
白い真珠を染めて色をつける場合もあります。

お値段で比べてみても、
白よりも色付きの方が値段がしますね。

つまり色付きの真珠は、
ベーシックな白よりもおしゃれ度の高い贅沢品
という位置づけです。

それは黒やグレーであっても同じ。
黒だから地味で控えめ…とはなりません。

お葬式の場では
できるだけ質素にするのがマナーですから、

色付き=華美・贅沢

ということで、
本来は白以外は避けた方がいいのです。

お葬式での真珠 黒はNGかどうか

色付きはNGとは言いつつ、
弔事に黒い真珠をつけてくる人、
けっこういたりしますね。

黒い真珠はその色味から
白よりも弔事にふさわしいということで
お葬式などではよくつけられているようです。

付ける人が多いと、それはそれでアリ、
ということになってしまいますよね。

ですがこれは「黒であるべき」
ということではありません。

本来は白い真珠が正式であって、
黒でも可、という風潮になっているだけです。

むしろ黒い色をつけるのなら、
黒真珠よりかジェット(黒玉)が正式です。

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皇族の方々も、喪装ではジェットのネックレス
召されています。

「弔事では黒い真珠をつけるもの」
なんて言う人がいても大丈夫。

「黒いアクセサリーならジェットが正式ですよ。
ほら、皇后陛下だって…」
と笑顔で返しちゃいましょう(笑)

それと。
ちょっと話が逸れますが、
「黒い真珠」これって結構使いづらいです。

葬儀の場でも正式でないですし、
結婚式では喪を連想させるとして嫌われます。

結局、安心して使えるのは
普段使いやカジュアルなパーティーくらい。

冠婚葬祭用なら、
やっぱり白いパールがおすすめです。

お葬式での真珠 グレーは???

黒より難しいのがグレーです。

黒なら色で許してもらえますが、
グレーだと白とも黒ともつかず、考え方も割れます。

  • グレーは黒の仲間だから弔事にもOK
  • お洒落でカジュアルな印象=弔事にはふさわしくない

これはなかなか判断が難しいですね。
グレーや黒と言っても、
黒に近いか白に近いかで印象も変わります。

また、グレーでも緑や青っぽいものもあり、
そうすると色味があって華やかな印象です。

そもそも見る人によって
「濃い・薄い・白っぽい・黒っぽい」
などの感覚は違いますよね。

自分は濃いグレーのつもりでも
カジュアルに見えてしまったり…
なんてことにもなりそうです。

そう考えると、
グレーというのはすごく曖昧な色なので、
OKかNGか?ということはさて置き、
お葬式では避けておく方が無難です。

まとめ

お葬式での真珠のネックレスの色ですが、

  • 正式なのは白
  • 黒でも可
  • グレーは避けた方が無難

というお話でした。

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黒をつけていく分には大丈夫でしょうが、
本来は白。
そして、グレーは曖昧なので、
いっそ何もつけずにいく方が安心ですよ。

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