3月 5月 年間行事

五月人形の処分(供養)はガラスケースごとOK?料金はいくら?

五月人形や雛人形の処分方法についてです。
初節句の時におじいちゃんやおばあちゃんが購入してくれたお人形。ガラスケース入りのものもよく見かけますが、処分(供養)の際、このケースはどうするものなのでしょうか。
また、人形供養に出す時の料金相場についても。

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雛人形や五月人形の処分 どうする?

おじいちゃん・おばあちゃんが初節句に購入してくれた、五月人形や雛人形。
大人になってから、もう何年も飾っていません。

大切なものだから…としまっておいても、今後も飾る機会はなさそうです。

結構場所をとるし、持っていても仕方ないし…ということで、引っ越しや片付けの機会に処分を考える人も多いようですね。

処分するには、リサイクルショップに持って行ったり福祉施設などに寄付したりという方法がありますが、引き取り手が見つからないこともあります。
ですが、そのままゴミとして出すのはちょっと待ってください!

処分ではなく供養を

人の形をしたもの、顔がついたものは、ゴミとして出すのはよくありません。

特に雛人形・五月人形などの節句人形は、子供に振りかかる災難を身代わりに引き受けてくれる「人形(ひとがた)」として考えられています。

子供が無事に成長したことで役目を終え、もう必要なくなったと考えることもできますが、ただゴミとして処分するのではなく、感謝の気持ちを込めて「供養」することが大事です。

人形供養…お寺や神社に依頼して人形を祈祷してもらい、後にお焚き上げ(燃やす)をすること。人形に感謝し、燃やすことで天へ帰ってもらいます。

よく「供養しないと祟りが…」なんて言われたりもしますが、まあ、要は気持ちの問題。

ゴミとして処分することにひっかかるものを感じるのなら、供養するのがおすすめ。
ずっと持っていてあげたくても、場所など色んな事情があるので、処分する日が来るのは仕方のないこと。
でも供養に出せば「最後までちゃんと大事にしてあげた」と、気持ちがスッキリしますよ。

人形供養 ガラスケースはどうする?

さて。
雛人形や五月人形を供養するとき、どうするのか気になるのがガラスケース。
まあ、ガラスじゃなくてアクリルなこともありますが、人形を入れているあの透明な箱ですね。

ケースは取り外す

人形供養を受け入れている神社やお寺でも、ケースは除くというところが多いです。

そもそも供養というのは

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◆人の形をしたもの
◆顔がついたもの

に対してするものなので、ケースは対象外(する必要がない)のです。
また、雛人形などの段や小道具類も同じで、供養の対象外です。
(神社に持ち込まれても処分に困るそうで、人形だけと言われます)

これらは取り外し、お住まいの自治体のゴミ出しルールに則って処分しましょう。

人形供養 気になる料金は!?

人形供養に出すと決めても、お値段はやっぱり気になりますね。
ウン万円するのかしら?なんて考えちゃいます。

実際は、お寺や神社によって供養の料金はまちまちです。
ただ、定型のダンボール箱一箱分の料金が設定されていることが多いです。

また、値段の提示がなく、お気持ちでという表示の仕方もあるようですが、くれぐれもこれは無料で供養してくれるということではありませんのでご注意を。

人形供養の料金 相場は?

人形の数やサイズにもよりますが、雛人形一対や五月人形だと5000円くらいが一般的のようです。
もうちょっとお手頃に2000円~などの設定をしている神社もあれば、1万円というところもあり、事前に聞いてみるのがおすすめ。

ということで、お気持ちでと言われたら5000円くらいを包んでおきましょう。

ただし、雛人形でも三人官女や五人囃子なども一式ついていたり、かなり大型の五月人形であるなら、もうちょっと多めに包むといいですね。

大切な人形を供養してもらうのですから、ここは節約せずに気持ちよく出してしまいましょう。

こちらもご参考に↓↓↓

日本人形協会による人形感謝(供養)代行サービス
(規定サイズ内は一律5000円・ケースのぞく)

お金はどうやって払う?

できれば白い封筒に入れて「御祈祷料」と表に書いておけばOKです。
人形は埃などを落としてから丁寧に半紙で包み、箱に入れて持っていきましょう。
最後まで大切に扱ってあげてくださいね。

まとめ

五月人形や雛人形など、節句人形の供養についてのお話でした。

  • ケースや小物は事前にゴミとして処分。供養は人形だけ
  • 料金相場は5000円くらい(サイズや人形の数にもよる)
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お金や手間がかかりますが、初節句からやってきて、長いこと成長を見守ってくれたお人形です。
最後まで大切にしてあげてくださいね。

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