5月 年間行事

【五月人形 兜の処分】お焚き上げ供養は可?大きな鎧兜は?

子供が大きくなって、もう飾らなくなった五月人形。
ゴミとして処分するにはちょっと気が退けます。
雛人形などは「お焚き上げ」「人形供養」などがあるようですが、人形ではない兜や大型の鎧兜(甲冑)はどうしたらいいのでしょうか!?

スポンサードリンク

五月人形の兜 処分どうする?

五月人形や雛人形などの節句人形は、子供が生まれて初節句を迎える時に、健やかな成長を願って購入される物です。

しかし子供がある程度成長すると、飾られないまましまいっぱなし…ということも多いですよね。

子供の成長を願うためのものなので、無事に大人になってしまえば確かにもう必要ないのかもしれません。
でも、そうは言っても高価な縁起物です。
ゴミとして処分するのは忍びないですね。

人形供養

ぬいぐるみや日本人形など、顔がついたお人形は「人形供養」と言って、お寺や神社で祈祷料を払って引き取ってもらうことができます。
また、初詣のお焚き上げや小正月のどんと焼きなどで供養してもらうことも可能です。

人形供養というのは、つまりは読経や祈祷をしてもらってから燃やすということなのですが、大抵のところでは可燃性の人形のみの受付です。
ガラスケースや人形に付属する小物など不燃物は受け取ってくれないところが多いです。
(これらは各自治体のルールに従ってそれぞれの家庭でゴミとして処分することになります)

そこで気になるのが五月人形。
顔のある武者人形ではなく「兜」ですと、顔のついていない不燃物ですよね。
これって、ゴミとして処分するしかないのでしょうか?

五月人形 兜の供養はしてもらえる?

人形じゃないから供養はしてもらえないのかも…と心配になりますが、大丈夫。
兜でもちゃんと供養はしてもらえます!
よかったですよね~(*´ω`*)

ただ、兜を引き取ってくれるかどうかはそのお寺や神社によるようです。
可燃性のお人形やぬいぐるみのみ、というところもあります。

兜の供養にはこちらもどうぞ↓↓↓

↑↑↑こちらは日本人形協会と日本郵政との提携によるサービスです。
サイズに規定がありますが、送料込み一律5000円で引き受けてくれます。

スポンサードリンク

気になる兜の供養方法

燃えない兜をどうするの?と気になるところですが、最終的にはその地域の処理場などに引き取ってもらって処分してもらうところは同じのようです。(何か特別な方法があるわけではありません)

ただ、その前にお寺や神社での読経や祈祷をしてくれるというところが違うんですね。
処理場に住職さんが出向き、最後にもう一度読経をしてくれる、というところもあったりします。

また、処分するまでのしばらくの間、本堂に飾っておいてくれるところもあります。
お人形にとっては最後の晴れ舞台ですね。

いずれにしても最終的には処分することにはなります。
ただ、魂の宿ったものとして大切に扱ってもらったり祈祷してもらうことで人形の心を慰め、感謝を伝えるのです。

五月人形 鎧兜の処分はどうする?

さて、兜より大型の鎧兜
戦国武将の甲冑のようなあれですね。

こちらはどうなんでしょうか。

鎧兜は、兜と大体同じような素材ですが、サイズが大きいですね。
前章でご紹介した、日本人形協会の人形感謝代行サービスでもサイズが決まっており(縦横高さ合計で170㎝以内・重量30㎏以内に収まるもの)これ以上のものは受け付けてくれません。

供養をしてくれる神社やお寺でも、大抵は引き受けてくれるサイズの限度が決まっています。
(大体ミカン箱に収まる程度のようです)
それ以上のサイズは追加料金を支払えば引き受けてくれるところもありますが、そうでないところもあります。
ここは寺社によってバラバラです。

鎧兜については、前章の兜と同じような供養方法で受け付けてくれるお寺や神社もあるようです。
ただ、大きいため祈祷料(供養料)が数万円かかる場合もあります。

というわけで供養を希望するなら、まずは近隣で人形供養してくれそうなところを調べて、個別に聞いてみるという方法しかないようです。

まとめ

スポンサードリンク

兜タイプの五月人形。
供養してもらえるか心配ですが、人形供養を引き受けてくれるところもあります。
ただし鎧兜はサイズが大きいため、対応はまちまちのようです。
まずは人形供養を受け付けている寺社に個別に聞いてみるようにしてください。
(やってくれるところもありますので)
子供の成長を見守ってくれた節句人形ですので、最後まで丁寧に扱ってあげましょうね。

スポンサードリンク

-5月, 年間行事
-