
冷蔵庫掃除のポイント。故障を防ぎ長持ちさせるには?
2016/12/16
年末が近づいてきました。
家の中を大掃除するなら、冷蔵庫の中も忘れずに!冷蔵庫の中って意外と汚れがたまっているんです。
よく冷える状態で長く使うにはやっぱり掃除が大切。
修理業者のお兄さんから教わった冷蔵庫掃除のポイントです。
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冷蔵庫掃除のポイント
冷蔵庫というと、霜がたくさんついたとか中で液体をこぼしたとか、そんな時くらいしか掃除をしようと思い立たないですね。冷えているから大丈夫!という原因不明の安心感もあったり(笑)
でも、意外と汚れているものです。料理途中の手で出し入れしたり、何かよく判らないものがこびりついていたり。
- 清潔に保つ
という観点からも定期的な掃除は大切ですが、
- 冷蔵庫を冷たく保つ
ためにも、掃除は大切です。
冷蔵庫を冷たく保つには 4つの掃除ポイント
- 中身を詰め込み過ぎない
→庫内にものが入りすぎていると、冷気が全体に回るのを妨げる原因となります。古い食材や使わないで入れっぱなしになっているものを処分することは大切。 - ドアの周りのパッキンにゴミが貯まらないようにする
→ここに小さなゴミや水分が貯まったり、ビニール袋が挟まっていたりすると、きちんと閉まらないで冷気が外へ漏れる原因となります。固く絞った布巾で拭き、常にきれいに保つこと。 - 冷凍庫に霜を貯めない
→冷凍庫の冷気を冷蔵庫に流しているので、こちらが凍り付くと冷蔵庫に冷気が行かなくなります。一旦冷蔵庫の電源を切って、霜を全部溶かすなどの処置が大事です。これは中身をベランダなどに出しておける冬にお勧めですね。 - こぼれた液体や小さなゴミなどはすぐに取り除く
→冷凍庫から冷蔵庫に冷気が抜けるダクトにこれらのゴミがつまってしまうと、冷気が滞って冷えなくなる原因になります。
庫内の壁をアルコールで拭くなども大切ですが、こちらの点も意識して掃除してくださいね。
冷蔵庫の掃除 故障させないためには
温度センサーや冷却器の故障で冷えなくなるのはどうしようもないですが、霜でファンが凍り付いたりするのは気を付ければ防げます。
故障や誤作動を防ぐための3つのポイントです。
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- 引き出し式の扉には上からの力をかけてはダメ
→掃除のとき、つい身を乗り出して冷凍庫の引き出しに寄りかかってしまったり…
これをすることで引き出しのレールが曲がり、きちんと閉まらなくなってしまいます。
そうすると冷気が外に逃げたり、冷凍庫だと外気が中に入って霜を作ったりしてしまいます。
引き出しを閉めた時、真横から見てみて、パッキンがきちんと隙間なく吸着しているか確認してみましょう。 - 庫内につける冷気逃げ防止のカーテンはよくないかも
→これ、冷気が逃げないために考案されたものらしいんですが、これを使っている間に冷蔵庫の温度がおかしくなることが多かった気がします。修理の方は「冷蔵庫を開けた時に本来外に逃げるはずの冷気が中に戻ることで温度センサーが誤作動を起こしてしまうのかも」という可能性を仰っていました。使わない現在の方が冷蔵庫の調子がいいです。 - 冷蔵庫の周りは2面を開放する
→冷蔵庫の側面って熱くなりますね。あれは庫内を冷やす(冷やすというか、庫内の熱を吸収することで冷えるんですね)時に出た熱を放熱しているんです。
ですので、冷蔵庫の横や上には空間を取って、熱が逃げていきやすくするのが大切です。熱が貯まると故障の原因になります。
できれば両側面、そうでなくても片側面と上部など2面を開放するのが推奨です。くぼみの中に冷蔵庫をすっぽり入れてしまうのは絶対ダメ!
冷蔵庫を掃除したら長持ちする!よく冷える!
冷蔵庫は10年使用を目安に製造されているそうです。
10年、故障なしでしっかり冷やしてもらうためには
- 小さなゴミや液体汚れを取り除く
- 霜を貯めない
ことを意識して掃除してください。
また、
- 扉を乱暴に扱わない(きちんと閉まらなくなると庫内の温度上昇に直結)
- 放熱のため、冷蔵庫の周囲を開放する
ことにも留意しましょう!
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修理にもお金がかかるし、冷えなくなると中の食材が腐ってしまいます。夏場に壊れるともう大変。
普段からご機嫌をとって、冷蔵庫さんによくよく冷えてもらいましょう(*^^*)