体と心 北海道

釧路の霧の時期に体調不良。この霧が喘息にはよくない!

2017/04/03

東京から北海道の釧路に引っ越してきて、持病の喘息がよくなるかな、と思っていたら何やら悪化していました。
釧路と喘息の関係についてです。

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釧路の霧の頃に体調不良になること

私はもともと小児喘息でして、小さい頃は喘息の発作をよく起こしていました。
でも、大人になったら喘息が出ることはなくなったんですね。季節の変わり目にちょっと咳っぽくなったり少し息苦しいことがあるかな、という感じ。喘息ということばも、自分と関連付けて考えることはなくなっていました。

しかし、夏に引っ越してきて、その日から何だか鼻がぐずぐずしていて、そのまま慢性的鼻炎状態に突入。咳も出る。気付くと何だか息苦しい。

そんな状態がしばらく続き、10月後半くらいから段々落ち着いてきました。
当時は、引っ越しや子育ての疲れと、慣れない土地での緊張やストレスかなぁと思っていたんですが…

次の年の夏に、2歳の長女が喘息の発作らしきものを起こしました。息の仕方や苦しそうな様子に覚えがあり。ちょっと咳が酷い風邪だろうという主人の言葉をよそに、休日診療の病院に駆け込んだところ

3歳前なので喘息との判定はまだできないが、喘息の発作の可能性が高い

と言われました。やっぱり…(-_-;)

その時から長女は喘息予防薬を毎日服薬するようになりました。
そのおかげか、以降は発作のようなものは起こっていないです。

ですが私自身、夏(8、9、10月あたり)になると毎年鼻炎が酷くなり、そのまま喘息らしい息苦しさが発生することに気が付きました。
さすがに3年目の夏、これはただの疲れやストレスではないと思い病院へ行ってみたところ、呼気の検査のようなものをされました。そして言われたのが「喘息の数値が非常に高い」

そうかーやっぱりかー(;^_^A

といった感じでした。あの息苦しいのは気のせいじゃなかったんですな。

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釧路の霧の時期は患者が増えるらしい

さすがに3年目になって、体調不良と季節が関係しているらしいことをお医者様にお話ししたところ、意外にも「そうなんですよ」のお言葉。
「僕もね、夏になると夜間に緊急の往診が頻繁にあったりとか、患者さん増えるんです」と。

また、釧路の夏にはイネ科植物の花粉が飛ぶので、鼻炎はこれに関係しているとのことでした。
採血して検査したところ、私は花粉アレルギーとの結果が。
釧路一帯は牛乳やチーズの生産が盛んな酪農地帯でもあるので、牧草となるイネ科の植物がわんさかあるのです。
ですので、花粉症という方面の患者さんも増えるみたいです。

つまり、釧路一帯は、霧の時期に医者が儲かる…ではなく忙しいのですね。先生、ご苦労様です…

釧路の霧と喘息との関係

先生のお話によると、釧路管内で発生する夏の霧、これが喘息に悪影響を及ぼすという論文はだいぶ前に発表されているそうです。
そして釧路管内のお医者さんの会合などがあると、やっぱりこの時期は患者数が増えるという見解の一致があるそうです。
先生も、最初は霧の湿気が気管支にいいと思ってらっしゃったそうですが、どうもそうではないと。

つまり、

釧路にいる間はこの息苦しさが続くのかぁ…_| ̄|○

でも、子供は特にそういうの出ていないようなので、それが救いです。
とりあえず、喘息予防薬(内服と吸入)を毎日服用して凌いでいます。

地元の知人に聞いてみたところ、釧路管内でも内陸の方から港の方に出てきた人では、やはり霧の時期に蕁麻疹が出たりと体調不良になったとのこと。
また別の友人は、釧路から帯広に引っ越したら喘息や咳や鼻炎がからっと治ったとのこと。ひ、引っ越そうかな…(^^;)

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釧路管内、私は大好きですが、どうも喘息持ちにとってはあまりよろしくないみたいですね。旅行で夏にいらっしゃる方、お子さんやご自身が喘息持ちの場合は、常備薬などをしっかり持って病院の場所や診察時間を確認の上、厳戒態勢で来てくださいね(^^;)

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