
こだわりが強い彼氏や夫。食事や家事にストイック…どう対応するべき?
2017/12/17
そこを除けばとてもいい人なんだけれど、食事や家事、趣味や服装などに対してこだわりが強すぎる夫や彼氏。
このままやって行けるのかな…?と心配になります。
近しい人が強いこだわりを持っている場合、どう対応するのが双方にとってベストでしょうか?
こだわりが強い彼氏や夫。このままやって行けるの?
彼氏や夫、こだわりが強くて大変…
「こだわりがある」ならいいですが「こだわりが強い」だと一緒に生活する上ではこれがなかなか問題です。
例えば
- ブランド
- 食事(オーガニック、ベジタリアン、グルテンフリーなど)
- 健康食品
- 趣味
- 節約
- 家事
などなど、こだわるポイントは様々です。
もちろん、自分のこだわりを自分の中だけに留めておければベストなのです。
しかし、彼氏や夫に「君もこうあるべき」と強要されたり、「もう付いていけない…」と自分が感じてしまっては、一緒に暮らしていく上で本当にストレスですし、関係の破たんにもつながります。
「この人とやって行けるのかな…」
そんな風に感じる時、気持ちを立て直して良好な関係を維持していくのは可能なのでしょうか?
こだわりが強い彼氏や夫 一緒に食事を楽しみたいけど…
特に、彼氏や夫のこだわりが「食」にある場合、問題は少々複雑になってきます。
筆者の友人で、アメリカ育ちで性格も食事もアメリカンな女性がいます。
ですが年の離れた旦那さんは宗教的と言ってもいい程食事にこだわる人。
友達から色々と話を聞きましたが、作っても食べてくれない、お弁当をこっそり捨てる、味よりも栄養素重視、食材をあれこれ規制されて料理がしづらいなど、かなり苦労していたようです。
もちろん、偏食でもこだわりでもその人の自由ですから、どちらかが直さなければいけないという理由はありません。
しかし、同じものを食べて「美味しいね」と言い合えない関係というのは寂しいものです。
同じ家で毎日一緒に摂るはずの食事が苦痛なものになってしまっては、夫婦関係にダイレクトに響いてきますしね。
食事の趣味は全く合わないけど、夫婦関係は超ラブラブ…という夫婦って見たことがないです。
家事についてのこだわりがあったりする場合も大変です。
自分のやり方がもう決まっていて、「こうでなければならない」というのがあると、相手のやり方は不満でしかありません。
節約についてもそうです。節約志向の度合いが異なると生活スタイルが異なってしまうので、そこから不和の原因が…なんてこともありますね。
さて。
このように強いこだわりを持つ相手と価値観が擦り合わない場合、どうすべきでしょうか?
そのこだわりを捨てて!と相手に詰め寄るのが正解でしょうか?
こだわりが強い相手への対応は、次章でご紹介します。
こだわりが強い相手への対応 うまくやって行くには
こだわりが強い相手に「そのこだわりをやめて!捨てて!そうでなきゃやって行けない!」と詰め寄るのは、答えから言うとNGです。
何故でしょうか。
それは「あなたのこだわりはおかしいから、こっちのこだわりに合わせなさい!」と強要しているのと同じことだからです。
相手のことを非難するとき、「あなたのこだわりはおかしくて、自分の方が普通だ。普通に準ずるべきだ」という感覚がないでしょうか?
しかし、相手から見たら当の自分こそが普通なのです。
例えば、食事や家事などへの強いこだわりを強要されてすごく嫌な思いをしているとしましょう。
その相手に「こだわりを捨てて!」と言うことは、まったく同じことを相手に強要していることになるのです。
では一体どうするのがいいのでしょうか。
それは
「あなたのこだわりは否定しないけれど、私はそれに合わせられないし合わせないよ。だって私には私のこだわりがあるから」
と宣言することです。
相手のこだわりを認めるけれど、自分のこだわりも認めてもらう。とても公平で平等な方法です。
もしここで「それはおかしい!こっちのやり方に合わせるべきだ!」
と強要されたとしても、合わせてはいけませんし、合わせる必要もないのです。
何故なら、どちらかが歩み寄って我慢してもいつか限界がきます。
そうではなく、価値観が重ならないと双方認め合った上で「それじゃあいけないから妥協しよう」という流れになるのが大切です。
自分のこだわりを尊重してくれる大切な相手と価値観を共有できない、というマイナスポイントに気が付いてこそ、すり合わせをしていこうという気持ちになるもの。
こだわりが強い彼氏や夫には
- 「相手のこだわりを尊重はするけれど、必要以上に自分を曲げない、歩み寄らない」
という対応で当たっていきましょう。