体と心

恋愛依存もうやめたい。原因を知って克服の第一歩を踏み出す

恋人が途切れない。何だか頭の中が常に恋愛のことばかり…
恋愛依存、苦しいですね。
やめるために必要なのは努力や我慢ではありません。
原因を理解して克服へと歩き出しましょう!

 

 

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恋愛に依存するのをやめたい、と気付いた瞬間

もしかしたらこれは「恋愛」ではなく「恋愛依存」かもしれないと気付いた瞬間、これまでの自分を振り返ってみて以下のようなことに心当たりはなかったでしょうか。

常に恋人がいる。
別れても数週間で次の恋人ができる。
頭の中がいつも恋愛のことばかり。
恋人といつも一緒にいる。
恋人なしでは生きていけないと感じる。
恋愛が何よりも優先。
相手の悪いところが見えても、嫌いになることができない。
別れようと思ってもうまく行かない。
恋人に愛されていないと自分の存在価値がないと感じてしまう。
好きなはずなのに、喧嘩ばかりしている。
愛されているか常に不安。

ここに辿り着いてくださったあなたは、多分このうちのいくつかは当てはまるのではないかと思います。

しかし。
それが普通・当たり前と思って過ごしていた状態から、ある時ふっと周りを見回して

  • 「この状態って、ヘンなのかも…」
  • 「何だか疲れたな…」
  • 「幸せなのかな、これって」
  • 「もっと楽に生きたい…」

と、感じたのではないでしょうか。

恋愛や恋人に依存してしまって何も手につかないと、勉強や就職活動、自己研鑽などが疎かになり、まるで時間がとまってしまったかのような感じです。
恋愛に依存したままずっとそのことだけを考えて生きていければいいですけれど、周囲はどんどん進んで行くし、状況も変わっていく。
なのに自分は何も変わらないままいつも恋愛で手一杯。
そんな状況に閉塞感や危機感を感じて、色々と調べてみたのではないでしょうか。

でも大丈夫、安心してください。
「この状態ってヘンなのかも」
って感じたその感覚、とっても大事です。
間違ってなんかいません。
その気持ちを大切にしてください。
あなたは今、「恋愛に依存することをやめて自由に生きるための第一歩」を踏み出す方向を、ちゃんと定めることができた状態にありますよ。

恋愛依存にはこんな原因があった

恋愛依存になる原因の多くは、「幼少期の親との関係」にあることがわかっています。
幼少期、特に2歳になるまでの期間は、親との愛情・信頼関係がその後の人格形成に大きな影響を及ぼします。

親から愛情を十分にもらい、何の力もない弱い存在である自分をそのまま受け入れてもらうことで「自分は愛されている」「自分は大丈夫」「自分は自分のままでいい」というしっかりした肯定感が生まれます。

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もしここで、愛情をくれるのが親の気分次第だったり、条件付き(親の望むことをした時だけ愛情をくれる)だったりすると、子供は「素のままの自分で愛されている」という安定した感覚を得ることができません。

このため、しっかりと安定した愛情をもらえないまま成長してしまうと、「人からどう見られているか」「人に求められているか」「人に認めてもらえるか」etc…というのを自分の柱にしようとしてしまいます。
これが恋愛依存につながります。
自分ひとりでもしっかりと立っていられる自己肯定感が欠けているため、恋人がいること、恋人に愛されていることに寄りかかってしまうのです。

お互いがしっかり自立した状態で距離を縮めるのではなく、寄りかかり合いですから、正常な恋愛関係ではありません。
寄りかかられた方は重い。でも、寄りかかる方は離れると倒れてしまうから離れられない。
そんな異常な関係なので、お互いを尊重し合いながら成長していくというところからは程遠いのです。
喧嘩ばかりしてしまったり、別れてはくっつくを繰り返したり、相手に愛されているか常に不安だったり…

このような関係の原因が「幼少期の親との関係」にあるのです。
幼かった時に親からもらえなかった温かい愛情や関係を、恋愛に求め続けてしまうのが「恋愛依存」です。

でも、一つ重要なことがあります。
原因が解ったとしても、過去を変えることはできません。
親を責めても、幼少期をやり直せるわけではありません。

あれこれ調べて知識を付けるのは大事ですが、知識だけあっても何も変わりません。
克服するためには、自分が変わるしかないのです。

恋愛依存を克服する最初の小さな一歩は

恋愛に依存することをやめたり克服したりするための第一歩って何だと思いますか?

我慢?
努力?
趣味を持つ?
友達を作る?

どれも違います。

答えは




恋愛に依存している自分を許してあげる・受け入れてあげること

なんです。

恋愛に依存してしまう自分を「こんな自分は嫌だ、最低だ」と思いつつ、「そんなあなたでもいいよ」って言ってくれる人を探しても意味がありません。
例えそういう人がいても、人の心というのは一定ではないし、天気のように変わりやすいもの。
ですから他人に愛情や承認を求めても、不安定で危険なんです。
「そんなあなたでもいいよ」と言ってくれた人が、次の日に「やっぱりあなたは嫌い」と言えば、それでもう自分がガラガラと崩れ去ってしまいます。

我慢も努力も、心にぽっかりと愛情が欠落している状態ではまっとうにできません。
心が安定していないと、心から面白いと感じられる趣味を持ったり、信頼できる友達をつくることだってできっこありません。

ですからまず、弱い自分・恋愛に依存してしまう自分を、自分自身が承認してあげるんです。
「仕方がないね」「小さい時に親から愛情をうまくもらえなかったからだね」というふうに。

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恋愛依存を克服するための第一歩は、まずこれです。
誰の迷惑にもならないし、誰の手も借りないでできますから、今日から一歩踏み出してみましょう!

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