
【花粉症で呼吸困難や息苦しい症状が出る】薬や治す方法は?
2017/04/19
花粉が飛ぶ時期になると、何だか呼吸がゼイゼイハーハー息苦しい。
鼻づまりも一緒になって呼吸困難に…
これって一体何なの?薬は何が効く?病院へかかるべき?
そんな内容についてです。
花粉症の時期に呼吸が苦しいのは
発症していない人は「それって大変なのやっぱり?」とお気楽な感じですが、発症した人はまるで高感度センサーです。
花粉が飛んでいるのが体で解るんですよね…ありがたくないですが(^^;)
花粉症、当事者にとっては一大事です。
さて、その花粉症の主な症状と言えば、
- くしゃみ(立て続けに)
- 鼻水がとまらない(透明でさらさらしたもの)
- 鼻づまり
- 喉の痛み・痒み
- 眼の痒み・充血
- 肌荒れ
- 発熱
- 頭痛
などが挙げられますね。
花の症状が特に酷いという人もいれば、くしゃみはないけれど頭痛や肌荒れが…という人もいて、重いものから軽いものまで花粉症の症状は本当に様々です。
ですが、上記の症状とは別に、花粉の時期に
- 息苦しさ
- 呼吸が苦しい
という感覚を覚える人もいます。
- 息をするのが大変
- 呼吸の度にゼイゼイと音がする
- 呼吸が浅くて酸素が足りない感じ
- 胸を押さえ付けられて息を吸えない感じ
- 横になると息が苦しい
主にこのような状態です。
ですが、「喉の風邪をこじらせたかな?」「気のせいだろう」「ちょっと疲れがたまってるんだ」などなど、息が吸いづらいというのはつい蔑ろにしがち。
これって花粉症の症状の1つなんでしょうか?
それとも、何かの病気なんでしょうか?
花粉症の症状で息苦しいのはあるの?
この「息苦しさ」、メインの症状としてはあまり知られていないですが、実はこれも花粉症の症状なんです。
花粉症というとどうしても鼻や目の症状が思い浮かんでしまいますよね。
なのでなかなか結び付けづらいところですが、こういった息苦しさや呼吸困難というのも花粉症の症状です。
花粉症の症状というのは、花粉が体内に入ってきた時に起こる
アレルギー反応
によって出るものなんです。
息苦しさは、鼻で起こったアレルギー反応により炎症物質が出て、それが気管支まで運ばれて発生するもの。
これが気管支喘息という状態(症状)です。
鼻と喉、気管支は皆つながっていますから、花粉症の症状が出る人には起こっておかしくないものなんです。
花粉症で息苦しい時 薬は何が効く?
花粉症の時期にこの息苦しさが出てしまったら、治すにはどうしたらいいでしょうか?
傍目にはあまりわからない症状ですが、息が吸いづらいというのはかなり苦しいですよね…
さて、気管支喘息ですが、この症状もアレルギー反応の一種です。
ですので、
- 抗アレルギー薬
- 抗ヒスタミン薬
が効きます。
抗アレルギー薬とは、アレルギーの原因物質であるヒスタミンの発生を阻害する薬です。
抗ヒスタミン薬とは、既に発生してしまったヒスタミンの働きを抑えこむ薬です。
ですが、気管支喘息で既に息苦しさが出ているということは、すでにヒスタミンが出ている状態なので、抗アレルギー薬ではあまり効きません。
服薬するのであれば、抗ヒスタミン薬の方が効きます。
ですが、あまりに苦しい場合は病院にかかって喘息の検査などをしてもらう方がいいでしょう。
病院では吸入ステロイド薬などを処方してもらえるので、すぐに呼吸が楽になります。
病院のかかり方(何科?)についてはこちら↓↓↓
実はもう一つ考えられる原因
花粉の時期というのは徐々に気温が高くなる季節でもあります。
そんな時、寝具などに潜んでいるダニの数が増えてアレルギー反応が起こっている場合もあるんです。
実は私の場合、花粉の時期と息苦しさが重なるので、花粉症の症状だと考えていました。
ですが病院へ行って検査したところ、私のアレルゲンで一番数値の高いのがダニだったんです。
ちょうど花粉の時期に気温や湿度も上がり、布団の中のダニが増えたことで症状が悪化していたんですね。
アレルゲンがダニの場合、布団を防ダニのものにしたり布団乾燥機でダニを殺すなど、対策も変わってきます。
ですので、特定の時期に症状が出る場合は、一旦病院で検査してもらうのがいいですよ。
アレルゲンの検査は血液検査になるので結果がでるのには時間がかかります。
また、アレルゲンがわかれば症状が出る前に薬でブロックできるので、花粉が飛散する前に行っておくのがおすすめです!