4月 年間行事

【職場の基本】社内メールの宛名・書き出し・文末の書き方

社内メールのマナー。
社外宛てには色々気を使いますが、職場内というのはどういう位置づけ?
あんまり丁寧すぎても何だか大袈裟でよそよそしいし…
宛名・書き出し・文末、基本的な社内メールの書き方です。

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社内メール 宛名や敬称どうする?

ビジネスメールの書き方って、色々と形式があって気を使います。
仕事以外では使わない言葉も多く、慣れていないとニュアンスや使い方がよく解りません。

メールの内容はともかくとして、書き方に失礼がないか、おかしくないか、不安なこともよくあります。

「こんなことに時間と労力を割くの、面倒!」

って思いますが、無視するわけにいきませんよね。

さて、ビジネスメールとは言え

社内メール

というのはちょっと特殊な感じです。
社外宛てメールはバリバリ丁寧にしますが、同じ職場の同僚宛ては…?

変に仰々しいのは不自然。
かと言って、あくまで「仕事」ですから、フランクすぎるのも考えもの。
う~ん…

でも、難しいことはありません。
慣れてしまえば簡単です。

社内宛て敬称は「殿」?「様」?

まずは出だしの宛名のところから悩みます。
社内の同期や先輩、上司に対して、それぞれなんと呼んだらいいものか。

殿?様?
○○課長殿?

下手すると武士みたいになりますよね(笑)

実は、社内であれば

○○さん
○○様
○○課長
※○○は苗字

などでOKなんです。
新社会人の方は「○○さん」より「○○様」がおすすめ。
人によってはささいな言葉のニュアンスを気にする人もいるかもしれませんから、職場の状況がわかるまでは無難に「様」を使っておくのが安心です。
しばらく様子を見つつ、周りに合わせていくのがいいでしょう。

複数送信の場合は

複数の部署の人相手に同時送信する場合は「△△部 ○○様」などとすると解りやすいですね。
ですが、部署名を書かなくても解るのなら「様」だけでも失礼ではありません。
事務連絡で部署内やプロジェクトメンバーに一斉送信するなら、それがわかるように

△△課各位
△△課の皆様

としましょう。
「各位」とは「皆様」と同じ意味なんですが、新人のうちは「皆様」の方がいいでしょう。
皆様の方が柔らかいニュアンスです。

上司に対して

「○○様」
「○○課長」
「○○総務部長」

状況に応じてこのような感じでOKです。
役職名の後に様や殿などは要りません。

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【殿の使い方】
「殿」というのは正式には目下の人に使う言葉。
また最近の風潮では「殿」はあまり使われなくなっているようですので、周りが積極的に使っているというのでなければ使わない方が無難です。

社内メール冒頭の書き出し文

社内メールの書き出し。

色々とお世話になっているから「お世話になっております」?
それとも社内だから挨拶はなしで要件から入っちゃう?

う~ん。これも考えます。

実は、ごく一般的なのは

お疲れ様です。
おはようございます(朝なら)

などです。
ちなみに、午後だからといってこんにちわはありません。
「別にこれ、要らなくない?」
「言われるのも言うのも面倒」
って多分皆思ってくるんです(笑)
ですが、やっぱり直接要件から書きだすのはぶしつけな感があるのでしょうか。
冒頭のワンクッションを置くのが一般的みたいです。

「お疲れ様」については、この書き出しは気に食わないという意見を聞くときもありますが、正直いちいち気にするほどのものではないと思います。「よろしくお願いします」に対して「何をどうよろしくお願いなの?」って突っかかるようなものではないでしょうかね。

社内メール 文末の締めの言葉は

これはすごく簡単です。

  • よろしくお願いします。
  • 以上、よろしくお願いいたします。
  • 以上、お知らせいたします。
  • 取り急ぎご連絡まで。
  • 以上、取り急ぎご報告申し上げました。
  • 以上、不明な点などございましたらご連絡ください。

などになります。

「以上」だけで終わらせる人も時々見かけます。
これは「連絡ここまで」的な締めの意味なので不適切かといえばそうではありません。
しかし、受け取る側の心情としては少々冷たく感じることもあるようです。
ですので、以上と書くならその後に「よろしくお願いします」もつけた方が無難です。

【文例】

○○課長、○○様、○○様

お疲れ様です。
~の件ですが…

~略~

以上、お知らせいたします。
それではよろしくお願いいたします。

まとめ

日本語って難しいですよね。
今回は社内メールの形式を簡単にまとめましたが、実は職場によっては「なんかヘン」「どう考えてもヘン」っていう言葉遣いが慣例になっていたりすることもよくあります。
ですが、重要なのは周囲と同じ感覚を共有すること。
そういう時は、正しい使い方を押さえつつも場に合わせるのが大事です。

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また、正確に言葉を使っても、受け取り手の心情や立場によってはこちらが考えた風に伝わらないことがあります。
状況を見つつ、相手や雰囲気に合わせて言い回しを変えたりできるようになるといいですね。

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